放課後倶楽部♪
和製フォーク通史じゃなくても充分な歴史的証言集?(笑)
放課後倶楽部
2009年06月13日 09:45
「那須温泉ギター合宿」に参加させてもらって、色んな方と音楽雑談をすることで、フォーク史に関する無学ぶりまで自覚しちゃった感もあって、慌てて読み始めたのが、なぎら健壱さんの「日本フォーク私的大全」(ちくま文庫)です(笑)。
昨日の夜から読みだしたので、まだ最初の4篇(高石ともや・岡林信康・五つの赤い風船・高田渡)を読み終えたところですが、これが実にスラスラ読めるばかりか内容的にも面白い♪
なぎらさんって、あの風貌やコミックソング的なヒット曲に騙されちゃうけれど、かなり辛辣な意見も平気で言っちゃうし、その評論も的確で感心させられちゃうことも多いと思いません?
そもそも高田渡さんの正当な後継者っぽい位置付けもありますもんね。
この本の文面を読んでいても、かなり頭の切れる方なんだと思います。
お?
吉田拓郎さんの章には、1971年の中津川フォークジャンボリーのことも書かれているなぁ~♪
なるほどなるほど…。
日本のフォーク史の色んな歴史的なシーンに立ちあっていたなぎらさんの証言って断片的ではあっても今となっては貴重ですね。
それにしても、この表紙のイラスト笑えません?
長髪にスマイルマークをつけたデニム地のチューリップハット、ラッパズボン(ベルボトム)、ロンドンブーツっぽい厚底靴、背中にフォークギター、足元のギターケースには「中津川」、「春一番」なんて文字のステッカーがあったりもします。これでTシャツが絞り染めだったら完璧でしょ?(笑)
まぁ、最近はこんな格好をして街中をズルズルとベルボトムの長い裾を引きずって歩いている僕なんですけどね(笑)。
「格好だけを真似してもフォークの精神も含めて、お前にゃ中身がないだろうがっ!」って鋭いご指摘はありますけどね(笑)。えへへっ♪
そんな時は笑って誤魔化しちゃうのも、僕らしさですね(笑)。
「春一番」も途中の中断もあったけれど、随分と息の長いコンサートですよね。
名前だけは僕も耳にしたことがあります。
僕の通っていた大学でも夜間部の軽音の新入生歓迎コンサートは「春の嵐」だったっけな?
なぎらさんの本で登場する遠藤賢司さんや斎藤哲夫さんも通っていた大学です。
そういえば、浜松のブルースマンのやじのすけさんが毎年GWに大阪の「春一番」通いを熱心にされていますよね。
ご自分へのご褒美的な旅でもあると思うんですが、大阪まで出かけちゃうところが立派ですよね。さすがっ!
やじのすけさんレベルやキャリアの方なら出演者側に立てるような気もしちゃうんですけど…どうなんでしょう?
最近はバンド編成で活躍されている様子もブログで拝見していますしね♪
そうしたら、浜松からもドドッと「春一番」に応援団やファンが繰り出しちゃうと思いますし、僕なんかも大阪へ車を飛ばしますよ♪
【筑摩書房「日本フォーク史的大全」(なぎら健壱著)】
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480034465/
【なぎら健壱のフォーク理論】
http://www.youtube.com/watch?v=B3CA-4N4ESc
【なぎら健壱のフォーク講座】
http://www.youtube.com/watch?v=BR9xdNqZ234&feature=related
【オリジナルベルボトム専門店「DEE★DEE」(渋谷)】
http://www.deedeebellbottom.com/
【ジーンズショップ「NAKAIYA」(高円寺)】
http://home.u06.itscom.net/nakaiya/
【「春一番」コンサート2009】
http://haruichiban.sakura.ne.jp/
【「椛の湖(はなのこ)フォークジャンボリー2009」(岐阜県中津川市)】
http://jamboree09.exblog.jp/
【浜松のブルースマン「やじのすけ」さんのブログ】
http://yajimoji.hamazo.tv/
【NPO「戦うオヤジの応援団」】
http://tatakauoyaji.com/
→現在会員1122名
【第6回「浜名湖フォークジャンボリー2009」(静岡県浜松市)】
http://hamanakofolk.web.fc2.com/
関連記事
僕らの世代は、もう、このタイトルだけでやられてしまうのです(苦笑)。
絶賛日本公開中です。次は浜松シネマいーらでも公開かな
「世界で一番ジミー・ペイジになった男」の映画がやってきた!
フラジャイルなネットワーカーとの対極“蔦重”!?
最期のメッセージ…。
月は今宵も遠ざかっているのだろうか
冬休み読書
Share to Facebook
To tweet