土方歳三様な温泉宿

放課後倶楽部

2008年06月07日 09:42




宇都宮を巡る戦闘で左の足の指を負傷した新撰組副長・土方歳三が湯治のために利用したとされる露天があるのが東山温泉郷の旅館です。
過去のバイク旅でも、猪苗代湖から背あぶり峠を越えて、この温泉郷を抜けた経験はありますが、その時も「ひなびてるなぁ〜。さびれているのかなぁ?」と感じたのですが、今回はより強く感じました。
法人関連の団体客が減ったのかもね。宿の女将の話だと隣接する新潟県や宮城県からの修学旅行は相変わらず多いそうです。ちょっと安心しました。


GWの旅行で利用したのは“会津の奥座敷”東山温泉の不動滝という旅館でした。系列旅館3軒の中では宿泊費も安いのに料理も満足すべきものでした。
この宿を撰んだのも「土方歳三ゆかりの宿」という宣伝文句で決めたんですけどね。古くは「天寧寺の湯」と呼ばれた地域ですから昔は天寧寺の所領だったんでしょうね。天寧寺といえば土方が建てた近藤勇の墓があることでも有名ですから、会津に転戦してきた土方が天寧寺と関係が深かったのは明白ですし、その関係で湯治場所にこの地を撰んだとしても納得できる話です。

先日、このプログにコメントをくれた広島の盟友ツトムが西新橋の法律事務所で弁護士秘書をしていた時に彼の机の前に洋装姿の土方さんの写真を飾っていたのを思い出しました(笑)。

【旅館「不動滝」(会津東山温泉)】http://www.kutsurogijuku.jp/

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