嘘でしょ?なんじゃこりゃ?(笑)

放課後倶楽部

2008年10月24日 14:48




音楽祭は各地で花盛りです。(苦笑)
ソフトとしたら、「音楽」は仕掛けるには手っ取り早いんだろうな。別名、それを「安易」とも言うが…(苦笑)。
カラーリングから“タワレコ”のチラシかと思ったら「第3回渋谷音楽祭」とありました。
初耳です。
テーマは「こんにちは。ありがとう。ごめんなさい。」とありました。
そりゃ、人として基本だろうな。
チラシに楽器を持った猿が踊っていたので、「渋谷に集まる人間は挨拶も出来ない猿並ってことを言いたいか?」と訝しがりましたが、HPにはちゃんとした「猿」の説明がありました(笑)。ふ~ん。
会場は7か所くらいかな?
3回目なのに「16」を誇る某フェスにステージ数で負けているようじゃ、まだまだだな渋谷…(笑)。

チラシの裏を拝見すると渋谷の錚々たるライヴハウス27店が名前を連ねていました。
屋根裏、エッグマン、ラ・ママ、O-EAST、O-WEST、クラブクアトロ…そして僕なんかが好むDUO等々です。皆さんも名称としては耳にしたことのある有名店ですよね?

てっきり、この27店の耳の肥えた店長さんが推薦する「店の一押しバンド」が大集合して一堂に聞けるのかと思ったら、どうもそんな風でもありません。あれ?

驚いたのは後援に連なっていた名前です。
渋谷区、文部科学省、NHK、東京商工会議所渋谷支部はいいとしても、2番目の名前にビックリしました。
だって、だってですよ、そこには太字で「警察庁」と書かれていたのです。
警察の元締め的組織までもが、なんとなくロックな雰囲気も漂わせている「渋音」って音楽イベントを応援しているんだぁ~!
そういえば警視庁音楽隊みたいな優秀なブラスバンドもあったっけ?確かに…。
それにしても天下無敵の警察庁が、そんなにロックに理解があったり、音楽フェスにご理解があるとは…ちょっと薄気味悪いなぁ~!(笑)
後援団体ってことは、たとえ1000円とかの幾ばくかの金額でも、もしかしてもしかすると資金援助とかもあるのかなぁ?
「警視庁」とか「渋谷署」なら東京ローカル・渋谷ローカルだから渋谷区のイベントに援助するのもわかるんだけど、全国組織の「警察庁」が渋谷ローカルを援護するなんて面白いというか、かなりの肝入りイベントなんだろうな。とにかくビックリしました!(笑)
まさか、「ロックの体制内化」取り込み策なんて荘大な構想じゃないすよね?(笑)
まぁ、渋谷のアノ人混みですから、まして路上ライブみたくなれば、警察官の皆さんの助けを借りないことには、ガードマンだけではさばききれないもんね。そんな背景があるのかもね。
HPをチラッと見た限りでは、いまいち興味の湧かないイベントでした。はい…。
この「渋音」ですが、開催は来月11月15日と16日の両日なんだそうです。
そして翌17日には、いよいよ渋谷に「使徒」…じゃなくて、「使徒みたいな」…じゃなくて、岡本太郎さんの巨大壁画が公開になります。



そうかと思えば、「憲法フォークジャンボリー」なんて、片や「硬派」なイベントも発見しました。
警察庁のお墨付きストリート中心の音楽フェスと、反戦平和を謳うコンサート…考えてみれば、ある意味、どっちも「硬派」か?(笑)

【渋音】http://shibuon.com/
【憲法フォークジャンボリー】http://www.geocities.jp/kenpofolkjamboree/index.htm
【岡本太郎「明日への神話」】http://www.ntv.co.jp/asunoshinwa/

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