あの日のことを忘れない為の個人的忘備録。

放課後倶楽部

2015年10月28日 02:59



▼【東奥日報】2015.09.20
【社説】政府に白紙委任はできず/今後の安保政策
http://www.toonippo.co.jp/shasetsu/20150920005673.asp

 集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法が参院本会議で可決、成立した。戦後70年、専守防衛に徹してきた日本の安保政策は大きく転換する。
 新たな法制で自衛隊が担う活動は多岐にわたる。集団的自衛権に基づく他国への派遣、弾薬提供も可能となる外国軍への後方支援、武装集団に襲撃された非政府組織(NGO)を救出する国連平和維持活動(PKO)部隊による「駆け付け警護」-。これまでにない危険を伴う活動だ。
 集団的自衛権行使の事例について政府の説明は説得力を欠いた。安倍晋三首相は「政府が総合的に判断する」と答弁したが、白紙委任はできない。自衛隊の活動をむやみに広げないよう政府の対応をしっかりと監視する必要がある。世論の高まりがあれば国会で派遣に歯止めをかける道もある。一度決まった法律でも廃止や改正が可能なことも忘れてはいけない。
 政府、与党は法整備によって日米同盟が強化され、抑止力が高まると説明。首相は法成立後「国民の命と平和な暮らしを守るために必要な法制だ」と強調した。だが「仮想敵」を設定した抑止力構想は、逆に軍拡競争につながる「安全保障のジレンマ」が指摘される。今回の法制が本当に日本の安全に資するのか。よく考えたい。
 安全保障環境の変化として指摘されるのは中国の軍拡と北朝鮮の核開発だろう。しかし日中両国は経済的に深い関係にある。10月末に日中韓首脳会談が予定されるなど関係改善の流れもある。緊張を高めないよう双方が対話継続の努力を尽くすべきだ。北朝鮮には関係国が緊密に連携して対応する必要がある。
 米国との関係は今後の安保政策の焦点となる。米国の軍事行動への支援を求められた場合にどう対応するのか。首相は「政府が主体的に判断するので、米国の戦争に巻き込まれることは決してない」と答弁した。だが過去の例を見ても、米国の要求を拒否できるのか疑問だ。イラク戦争では人道復興支援に限定されたが、今後は戦闘現場にもっと近い地域での活動を迫られかねない。
 自衛隊はこれまで一人の人も殺さず、隊員が殺されたこともない。自衛隊の活動が拡大しても、その歴史は引き継ぎたい。紛争を未然に防ぎ、国際的な課題解決の先頭に立つ平和外交に徹したい。

▼北海道新聞 2015年9月20日
【社説】新安保法制 中韓の反発 緊張招かぬ外交努力を
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/opinion/editorial/2-0029111.html

 きのう成立した新たな安全保障法制に、周辺各国が警戒を強めている。
 中国外務省は「日本は軍事力を強化し、国際社会の疑念を引き起こしている」と批判する談話を発表した。
 安倍晋三首相は国会審議で、中国の脅威をことさらに強調してきた。国内からも批判がある。当の中国が反発するのは当然だろう。
 中国だけではない。韓国の東亜日報は「日本が『戦争ができる国』になる」と論評した。歴史認識の問題でぎくしゃくする日韓関係が、さらに冷え込みかねない。
 日中韓3カ国は本来、北朝鮮への対応をめぐって安全保障面の連携を深めねばならないはずだ。
 政府は、新たな安保法制が北東アジアに緊張を招きかねないことを認識すべきだ。
 中国の習近平政権は「海洋強国」建設を掲げ、安全保障と資源開発の両面で海洋進出を狙う。
 このため、自衛隊の海外での活動範囲が広がり、自らの活動に制約が生じることを警戒している。
 日本との合意を無視したガス田開発など、時として利己的なその行動には、毅然(きぜん)とした姿勢を示さねばならない場面もあるだろう。
 しかし過度に緊張が高まれば、偶発的な衝突の懸念も強まる。新安保法制が、日中間の軍拡競争を招く事態は防がねばならない。
 首相は法案審議で、日米同盟を強化して中国の脅威に対抗するという単純な図式を描いてきた。
 しかし米国は中国との間に「競合の管理、協力の深化」という重層的な関係を想定している。
 今年6月の米中戦略・経済対話では、南シナ海問題で対立する一方、安全保障や環境、投資の分野で約200項目の合意に達した。
 日本にとっても中国は最大の輸入相手国で第2の輸出相手国だ。道内企業の大事な市場でもある。中国への軍事的けん制ばかりに焦点が当たることは避けるべきだ。
 韓国との関係はさらに複雑だ。
 いわゆる「朝鮮半島有事」が万が一、現実のものとなれば、日本は新安保法制の下で、韓国との共同作戦に加わる可能性がある。
 韓国政府は米国との関係から、日本との安全保障面での協力は容認する姿勢だ。だが韓国国内には日本が朝鮮半島情勢に軍事的に関与することへの不安が強い。
 秋に見込まれる日中韓首脳会談では新安保法制も議題となるだろう。政府はその場で、緊張のさらなる増大を抑えねばならない。慎重な外交姿勢が求められよう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

▼TOKYO DEMOCRACY CREW@TOKYO_DEMOCRACY
https://twitter.com/tokyo_democracy
▼安倍首相へのメッセージ - ABE UNDER SIEGE
http://abe-no.net/approval/

▼SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)
自由と民主主義のための学生緊急行動 THIS IS WHAT DEMOCRACY LOOKS LIKE. WE ARE SEALDs
http://www.sealds.com/
https://www.facebook.com/saspl21
https://twitter.com/sealds_jpn

▼The Huffington Post | 執筆者: 吉野太一郎 2015年09月15日
【安保法案】SEALDs・奥田愛基さん中央公聴会に 「路上に出た人々が社会の空気を変えた」(全文)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/15/sealds-okuda-aki-speech_n_8138032.html
▼【速報・動画】奥田愛基SEALDs 【全16分】 9/15公聴会
9/15中央公聴会・公述人奥田愛基SEALDs 「個人として考え立ち上がっている」「声を上げるのを当たり前にするために 不断の努力」
https://www.youtube.com/watch?v=5dsMhkj6eHk
▼【動画】SEALDs8.14国会前抗議行動 ほぼノーカット版
https://www.youtube.com/watch?v=BHTT-VWTwgw

▼【動画】Movie Iwj 8.30 戦争法案に反対する国会前抗議行動
https://www.youtube.com/watch?t=776&v=gLKLOQ_rOfo
▼【動画】戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人大行動
https://www.youtube.com/watch?v=t3VqmLmAejo&feature=youtu.be
▼【動画】OPTVstaff 2015/08/30
国会前「民主主義の広場」へ〜安保法案抗議
https://www.youtube.com/watch?v=XJ7VaoxhJuQ
▼【動画】2015年8月30日「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人・全国100万人大行動」4時間
https://www.youtube.com/watch?v=S3dGlLlujA8

▼#本当に止める】6分でわかる安保法制
https://www.youtube.com/watch?v=6LuZDH0GHOE
▼WE ARE. SEALDs
【毎週金曜日 戦争法案に反対する抗議行動CM ver.3.0】
https://www.youtube.com/watch?v=yQDv7rflGtI

▼T-ns Sowl@teensSowl ツイッター
T-ns Sowl(Teens stand up to oppose war law) 〜私達は戦争法案に反対するために立ち上がった〜高校生中心にメンバー募集中
https://twitter.com/hashtag/teensSOWL?src=hash

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

▼安全保障関連法に反対する学者の会
http://anti-security-related-bill.jp/
▽各大学の取り組み一覧
http://anti-security-related-bill.jp/link.html

▼日本弁護士連合会
安全保障法制改定法案に対する意見書 2015年(平成27年)6月18日
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2015/150618.html

▼戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
http://sogakari.com/
▼「戦争をさせない全国署名」戦争をさせない1000名委員会
http://www.anti-war.info/shomei/
▼解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会
http://kyujokowasuna.com/
▼戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター
http://www.kyodo-center.jp/
▼立憲デモクラシーの会
http://constitutionaldemocracyjapan.tumblr.com/
※「九条の会」オフィシャルサイト
http://www.9-jo.jp/
※集団的自衛権問題研究会サイト
http://shudantekijieiken.blogspot.jp/
https://twitter.com/shumonken
※「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会署名サイト
http://chn.ge/1bNX7Hb
http://nobel-peace-prize-for-article-9.blogspot.jp/
※憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン「マガジン9」
http://www.magazine9.jp/
▽安保関連法案に反対するママの会@MothersNoWar
https://twitter.com/MothersNoWar

※2分でわかる!集団的自衛権「ほぼAtoZ」
http://www.youtube.com/watch?v=5d66mRUASZM
※憲法が変わっちゃったら、どうなるの? ~ 自民党案シミュレーション ~
http://www.youtube.com/watch?v=V7EcIEdNZ4A
※王様をしばる法 ~憲法のはじまり~
http://www.youtube.com/watch?v=zWvD1rjusF8&feature=youtu.be
※明日の自由を守る若手弁護士の会
http://www.asuno-jiyuu.com/

★『あたらしい憲法のはなし』文部省(1947年)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001128/files/43037_15804.html

※自民党憲法改正草案/現憲法対比
http://www.news-pj.net/news/2013/0413-sugiura.html
※PDF:自民党「日本国憲法改正草案」全文批判(案)
http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/constitution/critic/img/constitution2013.pdf
★自民党憲法改正草案
https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf
★自民党憲法改正草案 Q&A(増補版)
https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf

関連記事