僕にとっての電気的啓示作♪

放課後倶楽部

2012年06月07日 14:23



世間では「グラム・ロック40周年」というキャンペーンがやたら目立っています。そんなものに乗せられる気はしないものの「そんなに昔のことになったか・・・」と典型的なグラム・ロック世代としては感慨深いものはあります。
振り返ってみても1968年から1972年の5年間がロックの黄金期だったと思われます。そこにはウッドストックもハイドパークでのローリングストーンズの公演も含まれます。
そんな中に妖しく咲いた徒花がマーク・ボランだったような気がします。
詩の作風は20世紀のアルチュール・ランボーを気取っていたかもしれません。
ボラン・ブギーといったってその実はシンプルなロックンロールが下敷きです。
それでも僕にはこの曲は鮮烈でした。
それまで聴いたことのない刺激的なサウンドでした。
やっぱりあの脳髄に突き抜けるような彼のビブラートと薄っぺらくも思える特徴的な声に痺れたのは事実です。
世間の大人たちから見れば眉をしかめるような中性的で頽廃的とも受け取られる出で立ちも僕には新鮮で格好良いものにしか映りませんでした。
あの鳥の巣みたいなクルクルした長めのカーリーヘアーみたいな髪型にも丸坊主頭を強要されていた田舎の中学生には憧れの長髪でした。
彼の全てがキラキラと輝いていて眩しかったし、僕らのアイドルであり、スターでした。
1977年9月16日のマーク・ボランの呆気ない交通事故死からも今年で26年目を迎えるのかなぁ?ラジオで聞いた死亡ニュースの日のことは今でも覚えています。
既にブームは去って人気は傾いていたし、ひとつの時代が終わったことを感じました。あれが高校3年の夏の終わりでした。

昨日で5月20日から休みなく睡眠不足と過労が続いた18日間連チャンだった仕事も終わり、なんとなく一息ついている有様です。
今日はゆっくりしたい気分ですが会議の招集がかかっちゃったからお出かけだね。肩こりがバリすごいわ。バンテリン塗ってなんとか凌ごっ♪疲れた・・・。
とりあえず野菜サラダでも作ろうかな?

※T.Rex - Metal Guru
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