またぞろ変な気がしてきたぞ(..)??

放課後倶楽部

2008年10月10日 09:58




その居心地の悪い正体は違和感って奴でしょうか?(苦笑)
「渋さ知らズ」って、小綺麗な大ホールでお行儀良く着席して観賞するものなのかってことです。
格調高いクラシックのコンサートとはオーケストラとはいえ違うからね(笑)。
客席から「珍獣」でも見物するような意識じゃ、彼等に失礼ってものだよな。
一緒に盛り上がってあげてこそのバンドだしね。
やっぱり、半分お役所みたいな組織が呼ぶと、恐る恐る「異形の者」でも見るかのような潜在的な意識がどこかで働くのでしょうか?(笑)
部屋にあった「渋さ」のドキュメントやライブDVD4本を眺めながら、改めて感じた思いです。
やっぱりスタンディングで体を揺すったり、周囲の人に迷惑にならない範囲で飛んだり跳ねたりして精神をフル解放して楽しまなきゃ損なライブだと思います。
過去に、あるライブハウスでは用意した椅子を「渋さ」の客が自主的に片付けちゃってスタンディングで望んだなんて珍事件もあったくらいに、お客さんそのものが「渋さ」的だったりもするわけです。
「渋さ」の浜松初来襲なんですから、生渋さの初体験は野外は無理でもアリーナみたいな場所でやれなかったものなのかなぁ?
ユーミンやサザンと比べると格段に浜松での知名度は低いから、そんな巨大な会場では無理か?(笑)
浜松にも中心部に日比谷野音程度の規模の野外ライヴスペースが欲しいけれど、住宅街と近いと騒音問題で無理なんだよね。アクトの北側あたりを区画整理した時に緑に囲まれた都市公園でも作って野音でも置けば良かったのにね。
代々木公園の野外音楽堂でも今年のアースデイで「渋さ」がやれたんだから、あの程度の施設は80万都市なら楽勝だと思うけどな。
お役所の都市計画にはセンスなしか?(笑)
市役所の職員が「渋さ」の熱狂的ファンだったから、それも怖いか?(笑)
昨年、仙台を見学した時も、ストリートジャズフェスのメイン会場と道路を隔てた公園内でも大小3つのステージは組めた規模の公園があったし、そこでも1000名級のステージがあって前の方では’50sのロックンロールで1000名近い人が踊りまくっていたし、周辺の芝生にはアベックが思い思いに腰をおろしてビール片手に遠目に音楽を楽しんでいたりと、空間が広ければ気分でステージと距離がとれるから楽しみ方が選べるよね。
新宿御苑とかも芝生広場があるし、「渋さ」もソコでやってたこともあるしね。

仙台は浜松より巨大なストリートライヴには向いた恵まれたロケーションの都市でしたから、それを真似しようとしても無理なんだよね。最低限、ZAZAの前を秋穫祭のように歩行者天国にしてもらって野外ステージを組ませてもらわないことには始まらないよね。
「音楽の街・浜松」を気取るわりには、何故か、中心部にそんな憩いの場所がないんだよね。

【浜松市文化振興財団】http://www.hcf.or.jp/event/shibusa/
【渋さ知らズ】http://plankton.co.jp/shibusa/jp/index.html
【渋さ知らズ「Naadam」】
http://jp.youtube.com/watch?v=_nXvbBmFJoQ&feature=related

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