哀悼。
今はまだ新しいアルバムに手を伸ばす気力もないので部屋にあった1973年7月3日のロンドンでのツアー最後の模様を収録したDVD[『ジギー・スターダスト・アンド・ザスパイダース・フロム・マーズ~ザ・モーション・ピクチャー/デヴィッド・ボウイ』を次の休みになったらゆっくり鑑賞してみたい。
この記録映画はリバイバルで東京・池袋の劇場で観たのは1999年のことだったかなぁ?
▼出典:ブログ「渋谷陽一の社長はつらいよ」 2016年1月12日
デビッド・ボウイは、終わりの作品ではなく始まりの作品として「blackstar」を僕たちに残した
http://ro69.jp/blog/shibuya/137124
あの者が死んだ日の出来事だった
精霊が規範を掲げ、そして道を外す
別の者がその座に座り、雄々しく宣べたもう
我は黒き星
我は星の星
我こそは黒き星
トニー・ヴィスコンティの言葉により、ボウイが病との闘いのなかで、きっと自らのラスト・アルバムになるだろうという覚悟で、この作品と向き合ったことが明らかになった。その作品が、このように力強く、新しい扉を開く、まるでデビュー作のようなみずみずさに溢れていることに驚く。
彼は、この作品を新しいミュージシャンたちと作りあげた。これまでの付き合いのあったロック・ミュージシャンたちではなく、新しい出会いのジャズ・ミュージシャンたちと新しいスタイルに挑戦したのだ。
自らの余命の感じつつも、デビッド・ボウイは新たな変容へと向かったのだ。
彼は、僕たちが彼の死を知った後にこの作品を聞くことを予期していたと思う。
僕たちが彼の死を受け止められないとき、何が必要かを分かっていたのだと思う。
そのために、彼はblackstarというメッセージを残した。
私は全てを与えることはできない
全てを与えることは
私は全てを与えることはできない
訳詞はライナーノートの熊谷朋哉さんのものを引用しました
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