今月号(2012年6月号)の創刊30周年記念の「レコードコレクターズ」(ミュージックマガジン社)誌の特集は「20世紀のベスト・ベーシスト/ドラマー100」というレココレランキング第2弾のミュージシャン編記事でした。
2000年までにデビュー済みという条件では若手や新人は対象外ですし、人気や知名度よりもロックやポップスやジャズの世界というか音楽史上での影響力や功績みたいなのが評価の基準な通なランキングなのかもね。
1位のポール・マッカートニーと2位のジェイムズ・ジェマーソンはどっちが1位に来てもおかしくなかったよね。モータウンのジェマーソンは「近代ベースの祖」とまで形容されているし、ポール自身も影響受けているよね。
でも、楽曲の多さとメロディアスなベースでポールに軍配が上がるのも納得。
ジェマーソンの影に隠れていたけれど、モータウンにも関わりあいの深い女性ベーシスト、キャロル・ケイが22位って評価も良かったね。
セッションマンとして名高いチャック・レイニーが3位、クリームのジャック・ブルースが5位、イエスのクリス・スクワイヤーが11位、ELPのグレッグ・レイクが32位、先日来日中に他界されたメンフィス・ソウルのドナルド“ダック”ダンが6位、ジャコパスが7位、ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズが8位、フリーのアンディ・フレイザーが10位、元ストーンズのビル・ワイマンでさえ15位、BBAのティム・ボガードが34位、キング・クリムゾンのジョン・ウェットンが26位、ピンクフロイドのロジャー・ウォーターズが60位と順当とも思える評価ランキングでした。
でもねでもね、笑われるとは思うけれどスージー・クアトロ様が100位どころか、どの音楽評論家からも1票も入ってないのよ！(笑)
グラムロックというよりは普通のロックだし、アイドル路線という意味ではポップロックだろうし、女の子がベース抱えてフロントに立ったって意味以外では音楽的な評価もべーシストとしての評価もないしね。
まだ現役ってのは評価されても然るべきなのにね。
まぁ、ピストルズのシド・ビシャス様もランクインしていないし、スージー様が圏外でもしょうがないけどね。
1973年・・・中学生だった僕が確実に悩殺されたベーシストは彼女でしたけどね。田舎の中学生には刺激的すぎるくらいキュートでセクシーなアイドルでした。それでベースという楽器があるのを知ったくらいですからっ♪(笑)
T.REXやデヴィッド・ボウイ、アリス・クーパー熱もあったけれど、やっぱり寝ても覚めてもスージー・クアトロ様でした♪
※「Drive My Car」The Beatles
http://www.youtube.com/watch?v=8Ts2U1mkfz4
※The Beatles 「Taxman」
http://www.youtube.com/watch?v=ZqK97av7I3s
※The Beatles 「With A Little Help From My Friends」
http://www.youtube.com/watch?v=jBDF04fQKtQ
※The Beatles 「Something」
http://www.youtube.com/watch?v=a_XG_YlTPPQ
※「What's Going On」 訳詞付/Marvin Gaye
http://www.youtube.com/watch?v=obwMsk5JzxQ
※「レコード・コレクターズ」誌 2012年6月号
http://musicmagazine.jp/rc/
※Suzi Quatro Video Collection 1973-1992
http://www.youtube.com/watch?v=Zb4rB-Ugotc&feature=related
