本年度最大級の音楽的事件は…

本年度最大級の音楽的事件は…


そら、やっぱり「渋さ知らズ」オーケストラの浜松初上陸でしょ?(笑)
日本は“東洋のブラス大国”と言われていますが、その中でも浜松は“日本有数のブラス都市”だと僕は勝手に思っています。
だって、管楽器ならヤマハがあるし、甲子園で浜商のブラスバンド部が目立っていたのも記憶にあるし、浜松祭りのラッパ隊という裾野まであります。
中学・高校生時代に吹奏楽部や管弦楽部等でブラス楽器を経験された卒業生の数は相当数にのぼると思います。
僕でも「小学校の時に鼓笛隊でトランペット吹いて白バイの先導でパレードに参加したぞ」なんてこともありますし、部屋には浜松祭り用のラッパのひとつは置いてあります。
それを考えると、浜松のブラス経験者人口は万単位ですよね?

今回の「渋さ」の初浜松上陸では、スペシャル企画として「本多工務店のテーマ」を“うまいヘタ関係なし”で、一緒に演奏できるって企画は本邦初だよね?
“ブラス大国のブラス音楽都市・浜松”だから成せる力技企画です。
日本が世界に誇る「渋さ知らズ」オーケストラと誰でも共演できるなんて体験なんて滅多にないチャンスだよね。
しかも学生さんは1500円ってチケットなのも超お得だよね。
これなら映画1本見るのと大差ない値段で、あの「渋さ」を生で体験できるってこと。
こりゃ、近日中にソールドアウトだろうな。
アクトシティの大ホールのキャパは1500席しかないもんね。
果たして1500席の何割が楽器持参のお客さんで埋まるか今から注目ですね。
海外のジャズフェスや国内有数のロックフェスのトリとして常連の「渋さ」が、浜松の空気に馴染むとは思いますが、認知度ではどうなんだろうな?
若い人は大概知ってるのかな?
猥雑感はお固いPTA層には嫌われるのかなぁ?
前衛芸術なんて最初はすんなり受け入れられないものだしね。

「本多工務店のテーマ」の由来は、“渋さ”関係の芝居(ルナパーク・ミラージュ)の公演で使った200万円くらいの資材を中央線沿線にあった「本多工務店」の社長さんが「タダでいいよ」と気前よくカンパしてくれたことによるお礼の気持ちでつけたタイトルらしいです。その後、本多工務店さんは倒産しちゃったそうですが…。

このアルバムはマイナーレーベル時代のファーストアルバム「渋さ道」(1993年)のCDです。解説によれば、1992年の東京・江古田のライヴハウスでの忘年会的ライヴの半分が収録されている感じなのかなぁ~(?)。
あまりに危険な詩で、CD化が見送られてきた「サリー」って曲も収録されています。
殆ど演劇的ですし、歌詞というか台詞が危険で危険で…。でも、それがアングラ演劇の劇伴バンド出身たる「渋さ」の原型で真骨頂なんでしょうけどね。

2曲目の「アラタのちっちゃな翼(リトルウイング)」のギターソロもジミヘンファンを泣かせてくれます。

【浜松市文化振興財団】http://www.hcf.or.jp/event/shibusa/
【渋さ知らズ】http://plankton.co.jp/shibusa/jp/index.html
【「本多工務店のテーマ】楽譜】http://plankton.co.jp/shibusa/honda.jpg
【「本多工務店のテーマ」映像】
http://jp.youtube.com/watch?v=c_l8RXpYYjA&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=FvZDB7ww4rc&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=s_zbh2-tDZw&feature=related
【「リトルウイング」映像】
http://jp.youtube.com/watch?v=SsmJxudlDrI&feature=related


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