「渋さ」と浜松エリアの接点?

「渋さ」と浜松エリアの接点?


絵本画家のススギコージズキン画伯は浜北市出身の方と聞いています。
「渋さ知らズ」オーケストラのダンドリスト不破大輔さんとスズキコージさんの付き合いは「渋さ」前史ともいえる不破大輔率さんいる「フェダイン」のアルバムのジャケットアートを手掛けたり、「フェダイン」の4人目のメンバー的にライヴ・ペインティングをされたり、、初期の「渋さ」のアルバムのアートワークを担当されていることからも明らかです。
この、渋さ知らズのセカンドアルバム「DETTARAMEN」(1994年)のイラストも、そんなスズキコージさんの作品です。
スズキコージさんは大のジプシーバンド好きらしく、ファンファーレ・チォカリーアを壁画にしたり、最近ではエミール・クストリッツァ&ノー・スモーキング・オーケストラの初来日のチラシも担当されていました。
そもそも僕がジプシー・ブラスにハマるきっかけとなったのは鬼才エミール・クストリッツァ監督の映画「アンダーグラウンド」(1995年)に登場した「なんじゃこれは?」の謎の疾走ブラス集団だったのは過去にもココのブログで何度となく述べた通りです(笑)。
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スズキコージさんといえば、故高田渡さんとも親交が深かったことでも知られているようで、高田渡さん唯一のエッセイ本でも2人のエピソードが語られていたと記憶しています。スズキコージさんのアパートの部屋にやってきては昼寝されていたり、スズキさんが没にしてゴミ箱に投函したイラストを「これ貰ってっていいかな?」みたいな顔で持ち帰り、余程お気に入りだったのかご自分のアルバムかなんかに利用されたりみたいなお茶目な高田さんの姿が描かれていたような気がします(記憶曖昧!)。

さて、このアルバム「DETTARAMEN」はライヴ音源で構成されています。
今ては、そのイントロだけで会場全体を一気に興奮のるつぼに持ち込む代表曲「本多工務店のテーマ」の初期の姿も録音されています。
初期作品にして、既に「渋さ」の良さが思いっきり出ていて、ファーストより人気はあったんじゃないのかなぁ?(笑)

【スズキコージ】http://www.zuking.com/
【スズキコージ記事】http://www.chunichi.co.jp/shizuoka/event/culture/art/index4.html
【絵本作家ススギコージ関連】http://www.ehondaisuki.jp/002/487.html
【バーボンストリートブルース】http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480424303/
【エミール・クストリッツァ&ノー・スモーキング・オーケストラ】
http://www.conversation.co.jp/schedule/ek_tnso/
【ファンファーレ・チォカリーア】http://plankton.co.jp/fanfare/
【浜松市文化振興財団】http://www.hcf.or.jp/event/shibusa/
【渋さ知らズ】http://plankton.co.jp/shibusa/jp/index.html
【「本多工務店のテーマ」映像】
http://jp.youtube.com/watch?v=c_l8RXpYYjA&feature=related


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