「美術手帖」９月号は買ってないけど奈良美智（なら・よしとも）さんの特集号みたいです。考えてみたら１１年ぶりの大規模な個展「君や僕にちょっと似てる」も横浜美術館では終盤なんだよね。
すっかり存在を忘れていました。
こりゃ間違いなく行き逃しそうだわ(笑)。
９月１日には入場者数が１０万人達成とかで話題にもなったよね。
国際的な知名度からよく村上隆さんと比較されるけど「まだ村上隆はお嫌いですか？苦手ですか？」みたく問われると、個人的にどうも生理的に受け付けない苦手な部分がありますが、奈良さんの作品は不思議とそれはないよね(笑)。
村上さんは誰もいない首相官邸前に深夜１人で見物に出かけてみたり意味不明なことをやっていたみたいですが、官邸前の抗議行動や脱原発デモの中では奈良さんの作品をプラカードにした人の姿は多く見かけるよね。
奈良さんが脱原発集会で挨拶された例はあっても、間違っても村上さんにはお声がかからないかご本人が喜んで登場するイメージもないんだよね。
奈良さんには音楽としてのロックを感じるけれど、村上さんからはロックな音が聞こえてこないどころかアニメソングが聴こえてきたりする気もするんだよね。
それを考えると今月号のＢＴのお二方の対談も気にはなるんだけどね・・・。
※奈良美智：「君や 僕に ちょっと似ている」展（横浜美術館）
2012 年7 月14 日（土曜） ～ 9 月23 日（日曜）
http://www.nara2012-13.org/
一目見ると忘れがたい印象を残す子どもや動物たち。奈良美智（なら・よしとも）が描き出すものたちは、時に挑戦的であり、またある時には瞑想しているような憂いを帯びた、多彩な表情を見せてくれます。そこには、可愛らしさの奥底に秘められた強い意思や、言葉にできない感情といった、相反する営みが共存する人間の奥深さが表れ、見る者の創造力をかきたてる魅力を秘めています。絵画やドローイングをはじめ、大規模なインスタレーションなど、多様な作品を通じて広く世界中の人々を魅了してきた奈良美智は、今、再び創作活動の原点に立ち返り、文字通り自らの手によって生み出される、指の跡もあらわな彫刻など、新たな作品世界を切りひらこうとしています。 本展は、作家にとって初の挑戦となる大型のブロンズ彫刻をはじめ、絵画やドローイングなど、すべて新作により構成されます。
※美術手帖 ２０１２年９月号
http://www.bijutsu.co.jp/bt/
SPECIAL FEATURE奈良美智
特別付録 奈良美智オリジナルステッカー
SPECIAL PHOTO SESSION 川内倫子＝撮影
INTERVIEW：
ロング・インタビュー 加藤磨珠枝＝文 荒木経惟＝ポートレイト撮影
山田薫＝会場撮影
SPECIAL TALK：
対談：荒木経惟×奈良美智
少女から、闊達なパンクロック少年へ!?
宮村周子＝文
LETTERS：
草間彌生と奈良美智の往復書簡
REPORT：
ブロンズ彫刻の創作現場レポート
内田伸一＝文 船寄剛＝撮影
奈良美智のアトリエ風景
レコード・ジャケットセレクション
MESSAGE：
奈良美智の魅力
海外キュレーター・ギャラリスト／恩師・友人からの言葉
岡澤浩太郎＋近藤亮介＝構成
SPECIAL TALK：
温泉対談：村上隆×奈良美智 11年後のふたり旅
岩渕貞哉＝聞き手 鈴木心＝撮影 岡澤浩太郎＝構成
REVIEW：
君や 僕は ちょっとしか似ていない だから 一緒に ここにいる
椹木野衣＝文
世界に立ち向かうNO NUKESガールたち 宮村周子＝文
奈良作品マップ
展覧会関連情報
24時間テレビ 奈良美智×大野智コラボチャリTシャツ
※ブログ「奈良美智の日々」
http://ynfoil.exblog.jp/
http://twitter.com/#!/michinara3
≪ＣＩＮＲＡ ＮＥＴ≫奈良美智インタビュー「君や 僕に ちょっと似ている」
http://www.cinra.net/interview/2012/08/01/000000.php
