そうだ公園に行こう!

そうだ公園に行こう!
浪人先の名古屋から東京へ流れてきて、そのまま残留してしまって早いもので30年くらいだろうか?(苦笑)
「住めば都」と言うけれど、それでも「住んでみたい憧れの街」ってあるよね。
そのひとつが吉祥寺です。でも中央線沿線って昔から家賃も高いイメージがあって実現は夢のまた夢。

最近の密かなマイブームは「公園」!
なんといっても安い!23区内の公園だと車で行けば駐車場料金はシッカリかかるけど、駐車禁止違反で切符切られたり反則金を納めるリスクや不快感を考えれば安いもんだ。
そりゃぁ歩いたり自転車で行けるような近くに公園があればいいのだが、そんなに恵まれた環境に住んでるわけじゃないしね。浜松の幼馴染みの多くが立派な庭付きの夢のマイホームを建てたりしているのを見ては「すげぇ〜!」とひたすら尊敬しているわけだ。貧乏ヒマなしの都会暮らしでは庭付き一戸建てなんてドリームジャンポ宝くじでも当てないことには無理だから、庭の代わりはせめて公園で味わいたいと願うことになる。

ちょっと前のことだけど吉祥寺の「井の頭公園」を散歩してみた。
各種パフォーマンスが楽しめました。地べたに品物を並べてフリマのように物品販売もしていました。「井の頭公園アートマーケッツ」なんて看板があったので公園事務所に登録した方々のイベントだったんでしょうね。風船芸、パントマイムのようなパフォーマンス、ギターやバイオリンの演奏、ソロボーカルと音楽関係の参加も何組か見受けられました。スクーターでやってきて日焼けした半ズボン姿でドブロギターでブルースを歌う初老の男性の目力に圧倒されたり、全身ドーランで白塗りの半裸の男性のパフォーマーにイジラれたりもして面白かったですよ。場慣れした方ってお客さんとのコミュニケーションの取り方が上手いものだと感心しました。面白ければ自然と大きな人垣が出来ちゃうものです。お客さんも正直です。

東京は巨大な都市だから公園も“都市型公園”って側面や独特の現象もあるんだろうな。
大きな公園は個々にカラーを持っている気がします。
駒沢通りを深夜に流していると、駒沢公園ではストリート系のビックスクーターが集まっていたり、バスケやスケボーやBMXに興ずる若者たちが目についたりもします。「ホコ天」で有名だった原宿に近い代々木公園では縦ノリ系のバンドが演奏していたり、ダンスの練習をする女子高生のチームがいたりもした気がします。
そんな微妙な色分けや棲み分けが公園内のエリア別でもあるんだろうな。
ストリートの流行は確実に公園の中にも存在しているってことだ。
公園は“無料の練習場所”というべきかな。もちろんソコから情報発信も出来るって寸法だ。

さて「音楽の街・浜松」ならさしずめ浜松城公園が中心部から近くていいな。
お城は歴史や文化の象徴でもあるしね。春はきっと桜も見事なんだろうな。
音楽を日常的なものと捉えるなら、浜松城公園で春はフォークギター抱えて花見会とか
秋は月見とかが季節感もあって粋でいいよね。そこから自然発生的に歌声が湧き上がれば…楽しいよね。大がかりなイベントじゃなくたって構わないと思うな。大切なのは“街の風景として日常的なもの”だもん。それが定着とか土着ってもんだろうしな。
そうだ公園に行こう!そうだ公園に行こう!
井の頭公園で見かけたパフォーマーのアイテムがローランド製の電池式ミニアンプ「マイクロ・キュープ」でした。2台見かけました。僕も練習で使っているけど便利だよね。


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