昨夜(今朝?)、睡眠不足状態で風呂に浸かっていて『美術手帖』最新号の岡本太郎特集を読んでいてビックリ仰天♪
そこには1972年の太郎さんの言葉として「壁画は趣味的な美術作品ではなく、社会にうち出すピープルのマニフェストなのだ」という言葉が躍っていました。
マニフェストなんてつい最近の流行り言葉として知った私的には、1972年の時点で既に堂々とお使いになられていた太郎さんの奥深さに改めて「すげぇ~!なんだよこのオッサン!」と叫んだものです。
しかも、半ば“ルー大柴語”でもあるし(笑)。
考えてみると太郎さんの作品にはパブリックアートも多い。
全国各地には相当数のパブリックアートがあるらしいです。
代表的なものは大阪万博跡地り『太陽の塔』ですけど…。
東京だと青山の「こどもの城」の前にある「こどもの樹」はよく見かけます。
渋谷マークシティには修復された巨大壁画「明日の神話」も2008年に出現しました。
こういったものはそこに行けばタダで見ることが出来ます。
これも太郎さんの信念のひとつなんだろうな。
つまり、芸術を美術館の奥のカビ臭い額縁の中な閉じ込めるだけでなく、太陽の光のように誰にでも等しく降り注ぐ存在に昇華したって意味なんだろうね。
今週2月26日からは太郎さんの生誕100年を祝って色んなイベントが一斉に動きだしそうですが、前日の25日にはこんな本も出ますね♪
月刊「芸術新潮」の最新号です。
3月8日からの東京国立近代美術館での「生誕100年 岡本太郎展」訪問の前にガイドブックとして読んでおこうかなっと♪(*^^)v
【月刊「美術手帖」2011年3月号】
http://www.bijutsu.co.jp/bt/
【月刊「芸術新潮」次号予告】
http://www.shinchosha.co.jp/geishin/nextnumber/
【「生誕100年 岡本太郎展」東京国立近代美術館】
http://taroten100.com/index.html
【『TARO100祭』公式サイト】
http://taro100.jp/
【100歳の誕生日 TARO100祭 LIVE@六本木ヒルズアリーナ】
http://www.roppongihills.com/arena/events/2011/02/arn_taro100.html
【川崎市岡本太郎美術館】
http://www.taromuseum.jp/
【岡本太郎記念館(東京・南青山)】
http://www.taro-okamoto.or.jp/index.html
【岡本太郎生誕100年企画~NHK土曜ドラマ『TAROの塔』】
http://www.nhk.or.jp/dodra/taro/
【『岡本太郎の見た日本』赤坂憲雄著:岩波書店】
http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/qsearch
【『岡本太郎という思想』赤坂憲雄著:講談社】
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2166283
【『岡本太郎爆発大全』椹木野衣監修:河出書房新社】
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309255354
【岡本太郎の宇宙①『対極と爆発』岡本太郎著:ちくま学芸文庫】
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480093714/