待望の新作は『星の王子さま』ならぬ『星の伯父さま』!?
演劇集団『風煉ダンス』の本年9月の新作公演のアナウンスがありました。鬼才・林周一さんの脚本・演出ですから、毎度の愉快なハチャメチャなエンタメさも、鋭くえぐってくる部分も含めて期待を遥かに超えてくるのは間違いないですしね。これは見逃せないな。
不朽の名作『星の王子さま』の作者、サン=テグジュペリは自由フランス空軍の偵察部隊に志願。1944年7月31日に偵察任務に飛び立ったまま行方不明になっています。後に地中海で彼の乗機であった“双胴の悪魔”と呼ばれたロッキードP-38ライトニングの偵察機タイプ
の残骸や遺品(銀のブレスレット)が発見されたり、テグジュペリの乗機を撃墜したドイツ軍のフォッケウルフFW190のエースパイロットの証言もありました。
それでも尚、戦死か自殺や事故かよくわからないままの部分もあったそうです。
80年前に消息を絶ったはずのテグ=ジュペリが上野の貧乏長屋で暮らしていたと想像するだけでも楽しいね。
林さんの脚本がどんな奇想天外な展開や設定なのかもわかりませんが、そんなことはこの際いいのです(笑)
実は最近になって箱根の「星の王子様ミュージアム」を久しぶりに訪問しようかと思っていたのですが、同館が1年も前の2023年3月末で閉館していた事実にいまさらながら気がついた次第です(笑)。残念。
我が家には同館でお土産に買ってきたコースターが灰皿の下で健気に働いているだけです。
そんなところに『星の王子さま』ならぬ『星の伯父さま』公演という朗報でした。
果たして『星の伯父さま』が『星の王子さま』と関係あるのかどうかもわかりませんが、そんなことはどうでもいいのです(笑)。だって、あの『風煉ダンス』さんの公演なんですもん。外れなしなのは間違いないのです。いつも全力少年の彼らだから舞台美術ひとつだって気になるところです。しかもフリージャズ集団『渋さ知らズ』オーケストラの手練れメンバーによる生演奏の豪華“劇伴”付きです。
星の伯父さま…“伯父さん”?
そういえば、過去に“風煉”の作品で『レーニン伯父さん』ってのもあったよね?(笑)
サン=テグジュペリの写真を拝見するたびに、どうしてもコメディ番組『Mr.ビーン』の役者ローワン・アトキンソンや、日本から楽器の木箱に隠れて脱出した元日産自動車CEOのカルロス・ゴーンの顔を思い浮かべてしまう私です。
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▼演劇集団『風煉ダンス』
https://www.facebook.com/furendance
始めないと始まらない
【拡散希望】速報
演劇集団 風煉ダンス
新作公演『星の伯父さま』(作・演出/林周一)
9月18日(水)〜23日(月祝)
@上野ストアハウス(台東区北上野1丁目6-11)
コロナ禍の間ずっと公演できなかったにも関わらず
辛抱強く風煉ダンスを見守り続けてくれた仲間や、
一緒に創作したい仲間たちと久しぶりにちょっとだけ
人数多めなお芝居やります。
実はサン=テグジュペリ没後80周年だそうで
そんなこととは知らず唐十郎さんの故郷
嘗て(明治期)東京の三大貧民窟のひとつ
と呼ばれたあたり(今は違いますよ!)
北上野にある上野ストアハウスで
万華鏡に映った人間模様のような話をやります。
▼林周一(風煉ダンス主宰)
https://www.facebook.com/syuichih
#風煉ダンス #林周一 #星の伯父さま