休憩タイム?(笑)

休憩タイム?(笑)

コレって“雰囲気写真”とか「雑感」って類でしょうか?(笑)
過日の千葉県柏市の「パタータ」店のパーティールームでの1コマです。

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休憩タイム?(笑)昨年から今年にかけて朝日新聞社の「論座」も含めて、月刊の総合誌とか論壇誌的なノンフィクション系が休刊に追い込まれている感が強い気がします。
そんな中で1966年から続いていた「月刊現代」(講談社)という雑誌も昨年末で休刊となりました。
その「月刊現代」の後継ノンフィクション新機軸メディアとして登場したのが「G2(ジーツー)」という不定期刊の雑誌です。
「朝日ジャーナル」を読んで育ったような僕には、個人的には「活字文化の復権!」って期待はあったりもします。

「G2」に掲載されるものは、「誰も知らない本当の話」だったり、「本当にあった面白い話」を目指していると思われます。
しかも、会員登録さえすれば、逐次掲載原稿をネット上で全文無料公開しちゃおうというくらいに太っ腹な雑誌です♪

本年12月5日発売予定の新メディア「G2」第2号の座談会企画では私(小池)も沈黙を破って(というほどのことでもないけど…)何故か久々(約10年ぶりくらいか?)に全国メディアに“実名顔出し”(風俗嬢かよ?)で登場予定です♪(笑)
1400円くらいしそうな高価でブ厚い雑誌ですが、書店に立ち寄ったら、一度手にとってみていただけると幸いです。

11月からゲラ(試し刷り)チェックなども始まりますが、25年も週刊誌記者稼業をしながら、まったく「理論武装」してこなかったことに気がついて冷や汗どころか、極限までかなり凹んだ座談会企画でした。
この企画のために準備したメモだけで軽く原稿用紙100枚分をオーバーしたまま未完成のままですが、限られた誌面の中で果たしてそれがどこまで反映出来るかも難しい問題があります。
そんな己の力量と限界を感じつつも、これを次のステップに止揚すべきものだと腹をくくっています。

「G2」第2号の座談会企画は、ぶっちゃけ話が、写真週刊誌「FRIDAY」の張り込み現場担当者(記者&カメラマン)の登場企画です。
その大雑把な内容は、既に毎日新聞(本年10月23日付)紙上で紹介されていたので、禁も解かれたと思います。

「FRIDAY」も創刊から25年になりますし、私も25年間現場にかかわってきた者の1人として、個人的にはその中間総括的な意味合いもある企画なのですが、なかなかどうして難しいというか…日々の仕事に追われて殆ど記憶が断片化して忘却の彼方に消し飛んでいた有様でした(笑)。
同僚から指摘されて「ん?へ?…あっ!ソレ、俺もやったわ!あったあった♪」と笑い転げる始末でした。
「シャッターマン」(カメラマン?)と「ヤッターマン」(取材記者?)とともすればマスコミ界内部や識者からも揶揄される私たちの悪戦苦闘の日々の羅列の公開に陥ってしまったとすれば…頭の痛いところです(笑)。

まぁ、予想されるタイトルは「現役FRIDAY張り込み取材班が語る取材秘話」みたいなノリかなぁ?
張り込み班は、いわば「ダーク・サイド・オブ・ザ・フライデー」みたいなセクションでもありますし、その陣容もスタッフも含めて謎に包まれた存在でもあります。
社内的にも常に“鬼っ子”的で厄介者の集団のレッテルもあったようにも聞いています(笑)。
嘘か本当か「フライデーの連中には赤い血ではなくて“黒い血”が流れている」とまで洒落になっていない冗談が飛び交っていた時期もあったと言われています(笑)。

張り込み取材の舞台裏めいた面白話のオンパレードになってしまうかもしれませんが、そこにあるのは徹底した現場主義のスタンスとしてのプライドです。
テレビのワイドショーに登場するような芸能レポーターの何人が、果たして決定的な「瞬間」に立ち会ってきたのでしょうか?
快適なスタジオでしたり顔であれこれ評論する文化人や芸能評論家の何人の方が、その「瞬間」に自ら触れたというのでしょうか?
ノンフィクションの原点が、徹底的に現場の臨場感と事実にこだわる姿勢だとすれば、たかが取材対象が芸能人の色恋沙汰であっても、雨が降ろうが、暑かろうが寒かろうが、意地でも「決定的な瞬間を写真で押さえてやる」という意気込みで現場を維持してきた私たちの姿勢も百パーセント否定されるものだもないと思います。
無論、私たちの中でも色んな批判に対しては、真摯に受け止めたり、不十分とは思いますが内的議論もあったり、自己葛藤の日々の連続でもありました。

評価というものは得てして外部から客観的に行われるものでもあります。
時には歴史という時間の流れの中で、後世に評価を委ねる場合もあります。
“現場で証拠写真を押さえて記事を書く”というスタイルは取材姿勢としては基本中の基本ですが、そんなスタイルを定着化させた“写真週刊誌ジャーナリズム”ってものも、評価や歴史的意義や是非の分析は案外とこれからのものなのかもなぁ~?

ところで、この「G2」誌上での座談会企画を持ちかけられた時の僕の反応は「おいおい、これまで秘密だった俺らの顔が出るってことは、いよいよ雑誌も終わりなのか?大丈夫かよ?」の心配でした(笑)。
まっ、そんなこともないとは思います♪

【講談社・新機軸ノンフィクションメディア「G2(ジーツー)」】http://g2.kodansha.co.jp/

休憩タイム?(笑)















【「FRIDAY」創刊25周年・熱愛全史(講談社)】
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=3793710


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