そうだ!浜松の観光には強力な味方の彼らがいる♪

そうだ!浜松の観光には強力な味方の彼らがいる♪先週、書店でその猛々しい表紙を見た時に「おおっ、井伊の赤備え!ド派手な金色の天衝脇立は井伊直政じゃん!」と、衝動買いして既に後半の関ヶ原合戦の302ページまで読み進んでいるのが津本陽の「獅子の系譜」(文春文庫)です。
徳川四天王の猛将ですよね。
小説では性格的な問題が多々取りあげられていましたが…。

浜松城が出来て440年だそうです。
440という数字は切りは悪いけれど、450年祭とか500年祭とかいって、あと10年や60年もしたら俺なんか死んでると思うしね。

先週の金曜日(7月10日)、東京ローカルの「テレビ東京」を見ていたら、夜7時からの土曜スペシャルで「英雄ゆかりの地へ…歴史ロマンめぐる旅」という、歴史ブームに便乗した安易な企画で、女優の斎藤慶子が徳川家康ゆかりの岡崎城と浜松城や浜松市内を訪問ルポしていました。
浜松城では法被姿のボランティアのガイドと思われる方が、浜松弁でギャグを飛ばしていい味を出していました。

浜松城って復元天守であっても、粗雑に見えても荒々しい「野面積み」の石垣は戦国期の雰囲気を漂わせているし、本丸への勾配もきつい気がして、実戦的でせ戦闘的な城だと思うんだけどな。
確かに徳川家康の出生はお隣の愛知県の岡崎城であっても、彼が29歳から45歳の壮年期の17年間を過ごした城としての歴史的な意味はあると思うだよな。
戦国期の数々の戦も浜松城を拠点にしていたわけだしね。
まだ血気盛んな青年っぽい武将だった家康が上洛する武田信玄の軍団に惨敗する「三方ヶ原の戦い」も浜松城時代だしね。
だって、次に移り住む静岡の駿府城なんて、俺らは「隠居城」とか言ってたよな?

とにかく、浜松っ子にとっても僕にとっても「お城」といえば「浜松城」なのです♪
ところが、その知名度は全国レベルでは低いのかもしれません。
随分前に主張で浜松に行った時の空き時間に、関西出身の静岡大卒の上司を浜松城に観光案内したら「浜松って城下町なんだ?」と驚かれショックでした(笑)。
戦国史や歴史小説に興味がなければ、案外とそんなものみたいです。

ちなみに、僕がご幼少の頃(といっても小5かな?)、紙版画で浜松城を描いた作品で晴れて市長賞をいただき、市の刊行物の表紙に載せてもらったこともあって浜松城贔屓でもあります(笑)。

【浜松城】http://www.hamamatsu-navi.jp/shiro/
【岡崎城】http://www.city.okazaki.aichi.jp/museum/ka171.htm
【駿府城】http://www.city.shizuoka.jp/deps/bunkazai/bunkazai_tyousa_sunpujyou_index.htm

そうだ!浜松の観光には強力な味方の彼らがいる♪

この写真は今年のGWに出かけた埼玉県行田市の「忍城」敷地内の郷土歴史博物館内での鎧の試着コーナーの風景です。
お子さんよりも、実は横のお父さんの方が真剣に着こんで盛り上がっていました。
実は、駐車場から博物館に向かう途中で、ガシャガシャと音を立てている赤具足に身を固めた武者と遭遇して「えっ~!なんかのエキストラ?テレビ番組の撮影?」とビックリしました。
どうやら鎧に身を包んだお父さんが、ハイな気分で真顔で外を歩きまわっていたようです。だって表情があまりに真剣で、完全に悦に入って成り切っちゃってて「見慣れぬお主は何者だ?」とばかりにギロッと睨まれちゃったくらいです(笑)。

そうだ!浜松の観光には強力な味方の彼らがいる♪

【忍城】http://www.city.gyoda.lg.jp/15/04/12/meisyo/osizyou/index.html
【行田市郷土歴史博物館「よろいを着よう~ボランティア募集中」】
http://www.city.gyoda.lg.jp/41/06/11/yoroi.html

こんな体験コーナーが有料でいいから浜松城にもあるといいかもっ♪ヽ(^o^)丿
鎧の下の着物とかは汗もかくからクリーニングも必要だしね。
気分は戦国武将になれちゃうし、完全武装の記念写真は思い出にもなるし、お城をバックに撮影出来たら観光客だって喜ぶと思いません?
本丸に三つ葉葵の紋の入った本陣ぽい帷幕とかあって、そこに旗指物や床几とか置いてあったりしてもいいしね。
子供よりも大の大人のコスプレ遊びとしてもウケルと思うし、観光として「歴女」だって呼び込めるか?(笑)
五月の節句のシーズンには、お子さんのすこやかな成長を願って、リアルな武者衣装で記念撮影を求めて予約が殺到するかもね。

鎧の装着は1人じゃ無理だから、ボランティアの市民も必要になるだろうし、当然にも地域通貨「だら~」があれば奮発して気持ちだけでもお礼したいよね。
せめて市役所の食堂でランチができて、行き帰りの交通費くらいは市民ボランティアに保障してあげたくない?
民間は不景気なんだから市役所職員の給料や退職金を10%もカットすれば、市民ポランティアの経費くらい少しは捻出できるっしょ♪(笑)

試着用の鎧兜類も、幼稚園児~小学生低学年用、小学生高学年用、大人用くらいの幾つかの種類はお客さんの体格に合わせて用意しなくちゃね。
硬質ゴム製でもいいから刀や槍といった安全な武具もアイテムとして欲しいよね。
重い鎧であれば、子供たちには「昔の人は、こんなに重いのを着て、鉄砲や槍まで持って歩いて戦に出かけたの?食糧事情だって今のように栄養のある物も少なかっただろうし、充分にご飯も食べられなかったかもしれないのに、昔の人は健脚で根性もあったんだなぁ」と体験的な社会勉強になるかもね。

着替えの場所としては浜松城の天守閣は展示品で手狭だから、老朽化から2008年に閉館した浜松体育館跡地利用に「郷土歴史博物館」みたいなのでも作って、そこの目玉にするとか?(笑)
あそこって駐車場とか芝生公園にするとかで浜松城公園の再整備計画にかかっているよね?
岡崎城に行ったら天守閣とは別に敷地内に立派な展示施設「家康館」ってあったしね。掛川城も木造で天守閣を復元してから観光地として大成功したよね。

【掛川城】http://www.wbs.ne.jp/bt/kakegawa/

幸いにも徳川家康の居城だけに、家康ゆかりの武将も多いのは浜松的には岡崎と並んで美味しいよね。
特色ある名将の鎧兜を並べても嘘がないじゃん♪ヽ(^o^)丿
四天王の本多忠勝、榊原康政、酒井忠次、井伊直政の4種類と徳川家康を加えればバリエーションとしても充分?
智謀家としての本多正信だってコアな人気はあるかも?(苦笑)
意匠としては、彼らはこんな感じ?

【人形と木のおもちゃの「寿月すみたや」…井伊直政公・赤備の鎧】
http://sumitaya.hamazo.tv/e2341752.html
【人形と木のおもちゃの「寿月すみたや」…本多忠勝公の兜
http://sumitaya.hamazo.tv/e1066217.html
【現代甲冑「遠州掛川鎧屋」】…大甲冑展
http://yoroiya.hamazo.tv/e2153503.html

こういった試着絡みの企画は各地にいっぱいあるそうです。
下手すると城の数だけ先例があったりして…(笑)。

【小田原城での鎧試着話題のブログ】
http://blog.windandwindows.com/?eid=898369
http://4travel.jp/traveler/art_kurose2008/album/10278532/
http://blog.goo.ne.jp/hakubanoinu/e/2829bf2d41a7351790fd6524f4bd0813
【難波田城で無料鎧体験のブログ記事】
http://roito309.blog107.fc2.com/blog-entry-75.html
【松山城でも鎧を観光客が…のブログ記事】
http://ameblo.jp/iloveshiro/page-40.html
【熊本市議会でも熊本城で観光客が鎧を試着できるように出来ないか…のブログ記事】
http://4416.info/cat15/20090914073700.html

そうだ!浜松の観光には強力な味方の彼らがいる♪

自らコスプレしなくても、訪れたお城で、こんな方々がいて、一緒に写真に収まってくれるだけでも嬉しいよね♪

江戸幕府から407年目になると思うけれど、名古屋城も本丸御殿の復元で盛り上がっているけど、名古屋城に行くと出迎えてくれる方々に「名古屋おもてなし武将隊」ってのがあるそうです。
リアルでイケ面な、こんな方々と一緒に写真を撮ってもらえるとしたら、「行って良かった」と思う「歴女」さんも多いのかもね。
ここには、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・加藤清正・前田利家・前田慶次の6武将と足軽隊が毎日いるそうです。
土日や祝日だけじゃなくて、毎日いるってすごいよね。
浜松の役者志望のイケ面やチョイ悪なオヤジたちには戦国衣装も似合うかもね。

どうせなら、「ミス浜松」コンテストもあるんだから、「ミスター家康」コンテストがあったって変じゃないだろうから、毎年市が公募でコンテストして、「幼少家康」、「青年家康」や「壮年家康」や「晩年家康」を選出して、1年間ボランティアで準家康組とも一緒に浜松観光の宣伝マンとして活躍してもらってもいいかもね。
コンテストそのものがイベントになるし、その為には徳川家康についての勉強も観光ガイドとしては必要になるから若い人には歴史の勉強や興味にもつながるかもね。

【名古屋城】http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/
【名古屋おもてなし武将隊】
http://busho-tai.sakura.ne.jp/blog_item/schedule/schedule.php

静岡県でも、こんな素敵な方々がいて、ボランティア精神を発揮して、お休みごとに各地の行事やお城に登場して楽しませてくれているんですってね♪
甲冑の愛好家の皆さんですね。
浜松城や掛川城にもいてくれるそうで、城案内や記念撮影にも応じてくれるみたいです。地元の観光に貢献してるなぁ~♪
この方たちの活躍も立派な観光資源だよね。
人出が足りなければ、市役所職員が交替で日曜くらいは足軽で率先して志願してでも出るくらいじゃなきゃいかんよな。
市役所の中に「武者ごっこサークル」でも作るとよくない?(笑)
趣味なら苦にならんと思うしね。しかも公務員自らの社会貢献?
とにかく、『遠江守護•遠州鎧仁會(とおとうみしゅご•えんしゅうがいしんかい)』
の皆さんのブログを拝見しましたが、凛々しいお姿と奮戦ぶりに思わず拍手しちゃいました♪ヽ(^o^)丿

【 「天衝・鬼蜻蜓」 遠江守護・遠州鎧仁會】
http://yoroikokoro.hamazo.tv/

歴女番組を持っている知り合いの女子アナさんが、最近「手作り鎧」キットを4万円くらいで購入して、1年がかりで「マイ鎧」を組み立て中だと耳にしました(笑)。
段ボールみたいな紙でも、かなりリアルな鎧が出来るみたいですよ。

【紙製手作り鎧キット「うさぎ塾」(京都)】http://www.usagijuku.com/
【北条手作り甲冑隊】http://www.ntv.co.jp/burari/000122/info2.html

そういえば、去年、浜松で「第24回国民文化祭」絡みで、徳川家康VS武田信玄の壮大な集団劇があったんだよね?
あの時の衣装の鎧兜類はレンタル?それとも静岡県や浜松市の何処かに眠っているの?それとも自前?
500人分の武者装束があれば、浜松城の観光にも戦国絵巻パレードとかでも役立ちそうだよね。
それに数回だけの公演ってのも、少しもったいない気がするよね。

【市民参加500人戦国絵巻劇「三方原合戦!!!」公式サイト】
http://mikatahara.jp/
【「三方原合戦!!!」ブログ】http://mikatahara.hamazo.tv/

そんなこんなで、今朝も無責任に実現不可能な絵空事の戯言を…

①松菱を体験型トリックアート美術館にリニューアル!
②街中の建物や壁や歩道にトリックアートを!
③鴨江別館を浜松が生んだ“情景王”「山田卓司館」に!
④年に1回「浜松ストリート・トリックアート・ワールドフェスティバル」開催!
⑤松菱跡の美術館と、鴨江別館の山田卓司館と街中の路上アート空間で回遊
⑥シャッターの閉まった空き店舗を若いアーティストの工房として格安で提供
→美術、演劇、音楽関係の団体だって事務所等の拠点として入居可!
⑦先端アートの鈴木康広さんの常設展示館を!
⑧浜北に絵本画家スズキコージズキン画伯の常設展示館を!
⑨カフェにもアートな雰囲気演出で市内の若手アーティストの作品を飾っちゃおう♪
⑩街路樹で緑を増やし、中心部に木陰とアートな憩いの空間を!
⑪浜松城公園に小型の野外音楽ステージを!
⑫浜松城に能舞台を!
⑬浜松城を本丸を中心に復元しよう!
⑭浜松にも「ボックスアート」の常設展示施設でプラモを売ろう!
⑮浜松を「ミュージック&アート」な中核都市に♪
⑯浜松にボランティア地域通貨「だらぁ~(DALLAR)」を!
⑰シャッター商店街に10円で遊べる駄菓子屋ゲーム博物館を!
⑱浜松城公園内に徳川家所縁の戦国武将の鎧兜試着(有料)サービスを!
⑲浜松体育館跡に浜松城歴史民俗博物館を!
 浜松城に土日祝日は鎧武者のおもてなし隊を出陣!
⑳松菱屋上の懐かしいアイスクリームの味の復活を!
etc…

戯言も千回も万回も繰り返していたり、千個も万個も並べ立てれば、何かアレンジ次第では誰かの閃きになるかもしれないしね(笑)。
今夜は時間もなくて超適当(毎度?)な駆け足でした。

最近のアートって、従来型の「観賞する」だけのアートではなくて、市民の生活圏や時空間そのものにアートが入り込むことを狙ったものもあるそうです。
つまり、街全体をアート空間にするって発想も、あながち間違っているわけでもないような気もしました。
近いところでは、愛知県の一宮市の取り組みが良い例なのかもしれませんし、今夏の瀬戸内海の島々を使っての国際的なアート博も典型的な例かもね。
それが地域コミュニティーの復活や生活エリアの活性化にも結びついていく可能性があるのかも。
そんな話題は、また別の機会に…(笑)。

面白そうな企画やアイデアは市民の声として、下記の頑張ってる皆さんにお届けしちゃいませう♪
浜松80万人市民の智恵を集めれば、何か出来るかもね♪
これまで行政やプロデューサーとかプランナーとかプロが手掛けても、あまり成功したとはいえないんだから、素人だって遠慮はいらんら?(笑)
ど~せ、素人だし。アホな戯言でも罪は問われんだに(笑)。お金もらってないし(笑)。

【第58回「浜松七夕ゆかた祭」】http://tanabatayukata.hamazo.tv/
【浜松まちなかにぎわい協議会】http://machinaka.hamazo.tv/
【マックたけじんの街中にぎわい日記】http://machinakago.hamazo.tv/

追記…あ~、またこんなくだらんことを勢いに任せて書いちゃったけど、こんなこと書いて遊んでいる暇があれば「獅子の系譜」も読み終わったのにな(笑)。
ちなみに今は最終章の444ページだから、あと数ページで読破?
井伊直政の歴史小説から、ありがちな陳腐な観光プランにまで睡眠不足を承知で次々に妄想が膨らんじゃう俺の性格って殆ど変態かドM?(笑)
やっぱり出世と長生きには縁はなしか?(@_@;)

そんなわけで今日も皆さんへのコメントを返すことも出来ずに放置プレイのまま気力と意識が…。
ZZZZZ…。


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この記事へのコメント
す、すごすぎるレポートっ。
何が彼をここまでかき立てるの???
俺も甲冑コスプレしたいなー。
Posted by 中山(界屋)昭 at 2010年07月13日 12:20
信州飯田のイラスト屋さんへ♪

きっと私は浜松1の勘違い&的外れなお節介野郎なんでしょうね(笑)。

田舎(浜松)を離れて30数年…浜松の事情もまったくわかってないし、しがらみもないから、かえって好き勝手に妄想できるのかもね。

各地の行事を見てると、武者装束の歴史絵巻な行列の観光シーンをよくテレビで見かけるので「浜松にはあるのかなぁ?俺が知らないだけで…。姫様行列は聞いたことあるし…」と思っただけっす。

たまたま井伊直政の小説を読んでいて、妄想逞しいあまりに、「真夜中に書いたラブレター」状態に陥ったんでしょうね(笑)。

でもさぁ、大の大人の俺たちも「マイ鎧があったらなぁ~♪各地の戦国イベントに出かけたりして♪」とか、コスプレ願望の琴線に響くとすれば、きっと何か観光チャンスは後発でもあるのかなとかね。
徳川家康縁の城下町としても浜松は歴史もあるわけだし…。

きっと俺らは米櫃でも抱えた足軽雑兵役がお似合いか?(笑)
Posted by 放課後倶楽部放課後倶楽部 at 2010年07月14日 08:18
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そうだ!浜松の観光には強力な味方の彼らがいる♪
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