あの日の暴挙を忘れない為の個人的忘備録。

あの日の暴挙を忘れない為の個人的忘備録。


民主主義の危機は民主主義のチャンスかも♪

▼琉球新報 2016年1月9日
≪社説≫改憲が争点に 緊急事態条項は許されない
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-200950.html

 民主的政体と立憲主義の存亡が懸かっている。この危機に無関心ではいられない。
 安倍晋三首相が年頭記者会見で、夏の参院選の争点として改憲を掲げる考えを示した。だが国会の代表質問で野党が「憲法のどこをどのように変えるのか」とただしたのに対し、正面から答えなかった。
 「国会や国民的議論、理解の深まりの中でおのずと定まる」と述べただけだ。選挙の争点にすると言いながら自分の考えを示さないのはなぜか。
 選挙前に改憲の意思を述べておくことで、選挙の勝利をもって改憲の許可を得たことにする。その上で自分の望む部分を改憲するということだろう。改憲のフリーハンドを握り、「後はお任せを」と言うに等しい。そんな政治を民主的政体とは言えない。権力者が勝手なことをしないよう憲法で縛りをかけるのが立憲主義だ。フリーハンドは立憲主義にも反する。
 この政権は憲法解釈も一方的に変更し、それを正当化する安全保障法制も憲法学者多数が違憲と断ずる中で成立を強行した。憲法53条に基づいて野党が臨時国会開会を求めても無視した。立憲主義軽視は顕著だ。自分たちの気に入らない憲法はないがしろにする一方、新たな憲法をつくるというのは、まさにご都合主義ではないか。
 昨年の国会で首相は緊急事態条項を憲法に創設したい考えを示しており、与党もそれを軸に改憲論議を進める構えだ。
 確かに衆院・参院の任期満了選挙が災害で実施できないことがあれば、政治空白が生まれる可能性はある。だが自民党が4年前にまとめた憲法改正草案では、緊急事態宣言で内閣は法律と同じ効力を持つ政令を出せることになっている。国民の私権制限も一方的にできる。戒厳令そのものだ。そうなれば政権はまさに万能である。民主的政体も立憲主義も完全に霧消する。断じて許容できない。
 自公は既に衆院で3分の2の議席を持つ。参院では非改選で76議席あり、ことし86議席を得れば3分の2を握る。自公が3年前と同じ結果だとして、おおさか維新など改憲派があと10議席を得れば改憲を発議できる。
 衆参同日選なら自民が大勝すると取り沙汰される。参院選ないし同日選は、間違いなく日本の針路を一変させる選挙となろう。なおのこと安倍政権は改憲の条項を具体的に示し、堂々と論戦すべきだ。

▼沖縄タイムス 2016年1月9日
≪社説≫[18歳選挙権]政治を変えるチャンス
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=149044

 今年夏の参院選は日本の選挙制度が大きく変わる。選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられ、参院選から適用される見通しだからだ。

 全国で約240万人、県内でも約3万3千人が新しく有権者の仲間入りをする。
 沖縄タイムスが昨年12月、県内の15~18歳の若者242人にアンケートした結果によると、選挙権年齢引き下げに「賛成」が45%と積極的に受け止める人が半数近くに上る一方、「反対」の人も20・3%。賛成が「若者の意見が反映されやすくなる」「政治に関心が持てる」などで、反対が「知識が不十分」「周りに流されてしまう」などだ。
 初の18歳選挙権に際し、県内の若者の賛否の理由は期待と不安が入り交じった等身大の姿かもしれない。
 「選挙に行こうと思う」と答えた人が70・7%に上るのは心強い。というのは、県内では国政、知事、県議の各選挙で20代が年代別で最下位を占めているからだ。2010年の参院選では30%を割り込むまでになっている。
 元日紙面の高校3年生3人による座談会で女子生徒が「60歳以上のための政治がスタンダードになっちゃっているけど、安全保障関連法とか集団的自衛権は、若い人たちに関わる問題だから」と賛成の理由を述べている。高齢者の投票率が高く、そのため高齢者優遇政策が続く「シルバー民主主義」に対する異議でもある。男子生徒は「大学の教育費を下げてほしい。経済的に厳しくて、県外の大学に行きたくても県内を選ぶ人もいる」と若者に目を向けた政策を望む。我が事としての政治である。若者と政治の距離を縮める重要な視点だ。
    ■    ■
 鍵を握るのが高校で行われる主権者教育だ。教える側の教員も初めての経験だ。
 副教材として総務省と文部科学省が作成した「私たちが拓(ひら)く日本の未来」と教員向けの「指導資料」がある。
 懸念されるのは教員向けの「指導資料」全96ページのうち72ページ以降が「政治的中立性」に触れていることだ。自分の考えを押し付けたり、異論を攻撃したりするのは論外だが、中立性を強調するあまり、教員を萎縮させマニュアル化してしまう心配が消えない。
 中立性については県内の教員も「かなりナーバスになっている」(県選管職員)。
 県選管が昨年12月、初の選挙啓発指導者研修会に参加した高校教員にアンケートをしたところ、複数回答した84人のうち「政治的中立性の確保」(73人)「主権者教育の実施方法」(70人)に悩んでいることが浮き彫りになった。
    ■    ■
 新しいことには試行錯誤がつきものだ。「先生はどう思う?」と聞かれることもあろう。自分の考えを述べた上でさまざまな考えを紹介するのも一つの方法だろう。「正解」を出す必要はない。
 多様な意見に耳を傾け、議論を戦わせ、最終的に自分の選択をする。この積み重ねが選挙結果であり、民主主義の形である。主権者教育は民主主義の担い手を育てることである。細かいことに目くじらを立てるより、自由闊達(かったつ)な授業を後押ししたいものだ。

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▼市民連合(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)
https://twitter.com/shiminrengo

▼ReDEMOS(リデモス)《People's Think Tankー市民のためのシンクタンクー》
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▼TOKYO DEMOCRACY CREW@TOKYO_DEMOCRACY
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▼SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)
自由と民主主義のための学生緊急行動 THIS IS WHAT DEMOCRACY LOOKS LIKE. WE ARE SEALDs
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▼The Huffington Post | 執筆者: 吉野太一郎 2015年09月15日
【安保法案】SEALDs・奥田愛基さん中央公聴会に 「路上に出た人々が社会の空気を変えた」(全文)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/15/sealds-okuda-aki-speech_n_8138032.html
▼【速報・動画】奥田愛基SEALDs 【全16分】 9/15公聴会
9/15中央公聴会・公述人奥田愛基SEALDs 「個人として考え立ち上がっている」「声を上げるのを当たり前にするために 不断の努力」
https://www.youtube.com/watch?v=5dsMhkj6eHk
▼【動画】SEALDs8.14国会前抗議行動 ほぼノーカット版
https://www.youtube.com/watch?v=BHTT-VWTwgw

▼【動画】Movie Iwj 8.30 戦争法案に反対する国会前抗議行動
https://www.youtube.com/watch?t=776&v=gLKLOQ_rOfo
▼【動画】戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人大行動
https://www.youtube.com/watch?v=t3VqmLmAejo&feature=youtu.be
▼【動画】OPTVstaff 2015/08/30
国会前「民主主義の広場」へ〜安保法案抗議
https://www.youtube.com/watch?v=XJ7VaoxhJuQ
▼【動画】2015年8月30日「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人・全国100万人大行動」4時間
https://www.youtube.com/watch?v=S3dGlLlujA8

▼#本当に止める】6分でわかる安保法制
https://www.youtube.com/watch?v=6LuZDH0GHOE
▼WE ARE. SEALDs
【毎週金曜日 戦争法案に反対する抗議行動CM ver.3.0】
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▼T-ns Sowl@teensSowl ツイッター
T-ns Sowl(Teens stand up to oppose war law) 〜私達は戦争法案に反対するために立ち上がった〜高校生中心にメンバー募集中
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▼安全保障関連法に反対する学者の会
http://anti-security-related-bill.jp/
▽各大学の取り組み一覧
http://anti-security-related-bill.jp/link.html

▼日本弁護士連合会
安全保障法制改定法案に対する意見書 2015年(平成27年)6月18日
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2015/150618.html

▼戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
http://sogakari.com/
▼「戦争をさせない全国署名」戦争をさせない1000名委員会
http://www.anti-war.info/shomei/
▼解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会
http://kyujokowasuna.com/
▼戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター
http://www.kyodo-center.jp/
▼立憲デモクラシーの会
http://constitutionaldemocracyjapan.tumblr.com/
※「九条の会」オフィシャルサイト
http://www.9-jo.jp/
※集団的自衛権問題研究会サイト
http://shudantekijieiken.blogspot.jp/
https://twitter.com/shumonken
※「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会署名サイト
http://chn.ge/1bNX7Hb
http://nobel-peace-prize-for-article-9.blogspot.jp/
※憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン「マガジン9」
http://www.magazine9.jp/
▽安保関連法案に反対するママの会@MothersNoWar
https://twitter.com/MothersNoWar

※2分でわかる!集団的自衛権「ほぼAtoZ」
http://www.youtube.com/watch?v=5d66mRUASZM
※憲法が変わっちゃったら、どうなるの? ~ 自民党案シミュレーション ~
http://www.youtube.com/watch?v=V7EcIEdNZ4A
※王様をしばる法 ~憲法のはじまり~
http://www.youtube.com/watch?v=zWvD1rjusF8&feature=youtu.be
※明日の自由を守る若手弁護士の会
http://www.asuno-jiyuu.com/

★『あたらしい憲法のはなし』文部省(1947年)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001128/files/43037_15804.html

※自民党憲法改正草案/現憲法対比
http://www.news-pj.net/news/2013/0413-sugiura.html
※PDF:自民党「日本国憲法改正草案」全文批判(案)
http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/constitution/critic/img/constitution2013.pdf
★自民党憲法改正草案
https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf
★自民党憲法改正草案 Q&A(増補版)
https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf


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