500円の豪華で素敵なフォークコンサートを守ろうよ♪

500円の豪華で素敵なフォークコンサートを守ろうよ♪


【拡散希望】ひとりの若者が立ち上げたフォークソングの音楽祭を継続したい!8年目の「清瀬フォークジャンボリー」主宰者がクラウドファンディングに挑戦中。締切は3月31日まで。
https://readyfor.jp/projects/kiyosefolkjamboree

毎年5月に開催されている「清瀬フォークジャンボリー」ですが最近はその主旨に賛同してくれて“フォーク界の重鎮”の小室等さんを始め、あの伝説の「中津川フォークジャンボリー」出演経験のある皆さんまでもが快く駆けつけてくださっています。
そんな豪華メンバーが勢ぞろいされているのに前売り料金が500円なんです。
500円で新しい市民ホールで半日音楽を楽しめるんですから最高でしょ?
だから毎年このコンサートを楽しみにされている地域の皆さんが多数おられて、時には満席で申し訳ないことに入場をお断りしなくてはならないほどなのも頷けますよね。

1人のフォークソング好きの稀有な若者が主宰する「清瀬フォークジャンボリー」支援プロジェクトも残りが僅か24時間となりました。
いよいよ明日(3月31日)が支援受付の最終日なんです。

支援が成立する条件の100%の内、現在95%が終盤にきてカウントされています♪涙がこぼれそうなくらいの話だよね。プロジェクト成立が現実味を帯びてきたよね。
すごい金額が応援の形として集まっています。
このままの勢いでゴールまで駆け抜けてくれるといいんだけどなぁ♪
これも全国の音楽好きの皆さんが主宰の城野さんの一生懸命さや人柄に惚れて応援している証の数字だと思います。
僕なんて56歳だから彼とは親子みたいな年齢差なのに逆に毎年遊んでもらっているのは僕の方なんだよね(苦笑)。
音楽という共通の趣味を介して世代や地域を超えて繋がれるのがいいよね♪

あとちょっとの12%の応援が集まれば見事成立するので最後の瞬間まで身近な音楽仲間にもこの取り組みと情報を拡散してあげてくださいな。

今頃、主宰者の城野さんはハラハラドキドキして夜も満足に眠れない日々を過ごしていると思うんだわ。

8年目の5月のフォークコンサートで笑顔で今年も(今年こそ?)集まれるといいな♪
詳しくは下記サイトをご覧になってくださると嬉しいです。

500円の豪華で素敵なフォークコンサートを守ろうよ♪


▼READYFOR/ひとりの若者が立ち上げたフォークソングの音楽祭を継続したい!
https://readyfor.jp/projects/kiyosefolkjamboree

▼多くの人にフォークソングの魅力を伝えるため
年に1度の手作り音楽祭「清瀬フォークジャンボリー」を
これからも開催したい!

はじめまして、こんにちは。東京都清瀬市在住の城野兼一(じょうのけんいち)と申します。私は大学時代にテレビで南こうせつさんを見て、フォークソングに痺れ、ギターによる弾き語りを始めました。2008年に自分が育った清瀬にある市民ホールが閉館することを知り、閉館前に清瀬のために何かできることはないかと、一個人として「清瀬フォークジャンボリー」を開催しました。それ以降、地域を盛り上げるだけではなく、若い世代にフォークソングの魅力を伝えようと毎年開催を続け、今年で第8回を迎えます。

「誰もが気軽に参加できるように」をコンセプトとしているため、これまで入場料は500円に設定してきました。しかし、このままの料金でコンサートを続けていくことは厳しい状況です。皆様、どうかお力を貸していただけませんでしょうか?

▽私が偶然見たテレビでフォークソングと出会ったように
「清瀬フォークジャンボリー」が若者にとって
フォークソングの良さを知るきっかけになれたら

私が大学時代に偶然見たテレビでフォークソングを演奏する南こうせつさんの姿は、私にとって大変新鮮なものでありました。シンプルなメロディーやメッセージ性の強い歌詞、これまでにないほど心に響いてくるものがありました。

今日における音楽ジャンルは多様化や細分化が著しい状況にあります。どのようなジャンルであっても音楽は素晴らしいものであると思いますが、若者たちがフォークソングを知るきっかけになれたら、そしてアコースティックギターによる生演奏を楽しんでほしい。そんな想いを持って、コンサートを毎年開催してきました。

▽プロとアマチュア、そして世代を超えた
フォークソングのコンサート
それが「清瀬フォークジャンボリー」です

フォークジャンボリーのコンサート名は1969年から1971年に開催された全日本フォークジャンボリーを由来にしています。岐阜県中津川市で開催され、全国各地から多くの若者たちがこの地に集いました。そして45年を経た今日も、風は吹いています。清瀬フォークジャンボリーはプロとアマチュア、そして世代を超えたフォークソングのコンサートです。以下の4つの想いが込められています。

1. 清瀬から地域社会を活性化させていきたい
2. フォークソングを次世代に歌い継いでいきたい
3. 若い世代にもフォークソングを知ってもらいたい
4. いまのうたとしてフォークソングを感じてもらいたい

▽イベント詳細

2016年5月21日(土)
会場:清瀬けやきホール
開場12:30 / 開演13:00 / 終演18:00予定
前売/500円 当日/800円

▽第1回から変わらぬ入場料で
このコンサートを続けていくために

個人の主催で、開催の目的が営利ではないため、収益が出ないことを目標としてきました。これまでも協賛金や助成金などは一切受けたことがありません。しかし毎年開催を続ける中で、新しくなった会場や機材使用費などに加えて、それに伴う必要最低限のコンサート制作費が大きくなってきたことも事実です。当初からの開催趣旨を変えずに、そして誰もが気軽に参加できるように、第1回から変わらない入場料である500円でこのコンサートを継続していくため、50万円が不足しています。

▽フォークソングで自治体の枠を超えて
地域がつながり、活性化していく機会を!

清瀬フォークジャンボリーは毎年会場が満席となる約500名が来場します。それは清瀬市民だけではなく、近隣である東久留米や東村山、埼玉県の新座や所沢、その他にもフォークソングを愛する多くの皆様が、年に1度の手作り音楽祭に集うからです。出演者においても新潟や長野、福島から駆けつけてくださいます。

音楽により自治体の枠を超えて、地域がつながり、活性化していく機会になれば嬉しいです。また1960年代や1970年代から続くフォークソングをつなげていく姿勢とその機会を作ることで、「いまのうた」としてのフォークソングを次世代に伝えられると思っています。どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします!

▼「清瀬フォークジャンボリー」2016 公式サイト
https://www.facebook.com/kiyosefolkjamboree
http://blog.livedoor.jp/kiyosefolkjamboree/

▼【動画】清瀬フォークジャンボリー2014リハーサル 東京都清瀬市
https://www.youtube.com/watch?v=FlPD6PC5qt8
▼≪関連動画≫Rehearsal 2013 清瀬市 清瀬フォークジャンボリー リハーサル シネスコ1080
https://www.youtube.com/watch?v=5VuSpeuC_KI

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◎2015年度の清瀬フォークジャンボリーご出演者のサイト等
▽オフィス・キーズ公式サイト(小室等 こむろゆい)
http://office-khys.com/
▽及川恒平さんのホームページ
http://kohe1.sakura.ne.jp/koheblog/biao_zhi.html
▽四角佳子さんのホームページ OK's SQUARE
http://www.geocities.jp/usk_1487/
▽中川五郎さんのホームページ
http://www.goronakagawa.com/
▽「青空と星空」(通称 GWANさん)のページ
http://www.mmjp.or.jp/soho/gwan/
▽Jumpei Sakuma Official Web Site
http://members3.jcom.home.ne.jp/junpei_sakuma/mainframe.html
▽Kazmin'.com
http://kazmindotcom.blog50.fc2.com/
▽界屋(中山昭)さんのブログ「シンガーソングイラストレーター 半径3km日々のあぶく」
http://sakaiya1115.blog39.fc2.com/

※NPOアコースティックギター・ローカル・ネットワーク「戦うオヤジの応援団」(会員数現在2004名)
http://tatakauoyaji.com/

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■過去の新聞記事で読む。よくわかる「清瀬フォークジャンボリー」のこと♪

▼2015年5月9日付  読売新聞
■清瀬で 今年もフォーク祭  23日 小室等さんら出演予定

 1960~70年代を中心とするフォークソングを演奏する音楽祭「清瀬フォークジャンボリー」が、23日に清瀬市元町の清瀬けやきホールで開かれる。有志の市民らが出演から運営までをこなす同音楽祭は、今年で7年目。今回は、フォーク界の大御所・小室等さんら、プロの歌手も出演を予定している。
 全国のアマチュアフォークグループが集う同音楽祭を主催するのは、清瀬市の保育士・城野兼一さん(29)。学生時代に南こうせつさんの演奏を聴いてフォークソングに目覚め、親と同世代のファンとともに、2009年にジャンボリーをスタートさせた。
 今年は城野さん自身が出演するほか、長野県や新潟県からもアマチュアグループが駆け付ける。城野さんのフォークへの情熱に共感し、第4回から連続で出演している小室さん、南こうせつさんのバックミュージシャンとして知られる佐久間順平さんもステージに立つ予定だ。
 城野さんは「若い世代にもフォークソングの魅力を知ってもらい、清瀬の活性化につなげたい」と、話している。
 午後0時半開演。チケットは前売り500円、当日800円。高校生以下無料。定員約500人。問い合わせは、城野さん(■■■・■■■■・■■■■)へ。

▼2014年6月16日付/読売新聞 コラム「たま人」
◎親世代と弾き語りの宴
清瀬市でフォークソングの音楽祭を主催  城野兼一さん 28

清瀬市の清瀬けやきホールで5月末、6回目となる音楽祭「清瀬フォークジャンボリー」を成功させた。フォーク界の大御所・小室等さんも出演。かぐや姫の「赤ちょうちん」や、上條恒彦さんと六文銭が歌った「出発の歌」・・・・・・。会場を埋めた約500人のフォークファンらが約5時間、1860~70年代の流行した51曲に酔った。当日券を求めて訪れた人の入場を断らざるを得ない盛況ぶりだった。
音楽祭には毎年、有志のアマチュアフォークグループが全国から集まる。交通費も含めてギャラは出ない。誰でも気軽に足を運べるよう入場料を500円に抑えるためだ。それでも世代の違う中高年の出演者や多くの運営スタッフが、「フォークソングを次の世代に引き継いでいきたい」との熱い思いに引きつけられて集まってくれる。
今回で3回目の出演となった小室さんも、音楽祭の直前に出演したラジオ番組で「フォーク世代とは全然関係ない男が、私財をなげうって毎年やっているんです」と、その情熱をたたえる。
「子どもの頃から、熱中すると周りが気にならなくなるタイプだった」と話す。高校時代は星や宇宙に関心を抱き、廃部になっていた天文部を復活させた。3年間、他に部員は入らなかったが、天文学に詳しい顧問の先生に宇宙の成り立ちを教わるのが楽しくて仕方がなかった。
高校卒業後は、もともと興味のあった歴史を学ぼうと、都内の大学の文学部歴史学科に進学、サークルや部活は一切せず、講義が終われば指導教授の研究室に通い、議論を交わした。
転機は大学在学中の7年前。テレビで南こうせつさんのライブを見て、フォークソングにのめり込んだ。あまり音楽に興味はなかったが、シンプルなメロディーとメッセージ性の強い歌詞に衝撃を受けた。
すぐにフォークギターを購入し、独学で練習。池袋のフォーク酒場などでアマチュア歌手として活動するようになった。そこで知り合った親世代のファンとともに始めたのが清瀬フォークジャンボリーだ。スタートは仲間たちとコンサートを開く場所づくりだったが、今は「地元の清瀬からフォークソングで多摩地域を活性化したい」との思いが活動を支える。
本職は保育士。「フォークソングをやっている」と言うと、同世代から怪訝な顔をされることもある。それでも、「僕にとってフォークソングはノスタルジーじゃない。いつも新しい発見をくれる可能性に満ちた音楽です」と言い切った。

来年の「第7回清瀬フォークジャンボリー」の開催はすでに決まっており、5月23日に開かれる予定。「フォークソングの詩の良さは、世代を超えて共感できるものだと思う。若い人たちにも、ぜひ聴きに来てもらいたい」

≪読売新聞≫2014年05月12日
■街の音楽祭、小室等らも出演…清瀬フォークジャンボリー
~24日、東京・清瀬けやきホール
http://www.yomiuri.co.jp/culture/music/mnews/20140512-OYT8T50175.html

 東京・清瀬市の20代の一人の若者が、フォークソングへの思いと街おこしのために始めた音楽祭。
 親の世代のフォーク仲間が支援し、アマチュア歌手が集まって開催していたが、2012年からフォーク界の重鎮、小室等=写真=が参加。今年も3年連続の出演を果たす。
 音楽祭を企画運営するのは、城野兼一さん(28)。自費でホールを借り切り、小室のライブに通って出演を直訴した熱意の持ち主だ。自らも歌う。小室は今年、グループ「六文銭’09」として、娘のこむろゆい、及川恒平、四角佳子とともに出演。城野さんは「6回目にかけて、六文銭としての出演をお願いした。伝説のグループに出てもらえて感激」と話す。中川五郎、佐藤GWAN博も13年に続いて出演する。
 出演はほかに、中山(界屋)昭、NIIGATAフォーク・ジャンボリーオールスターズ、ペペサーレ、赤羽フォークソング倶楽部。
 城野さんは「小室さんに出演してもらって、本当に励みになっている。喜んでもらうためにも、多くのお客さんを集めたい。フォークと清瀬の魅力を知ってほしい」と話している。午後1時開演。前売り500円、当日800円。

≪読売新聞:カルチャー≫2014年06月02日
草の根フェスじわじわ人気…一個人が主催、こだわりの人選
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20140530-OYT8T50137.html?from=yrank_yc

 企業ではなく、一個人が主催する草の根的な音楽フェスティバルが人気を呼んでいる。
 小規模ながら、個人の趣味を反映してこだわりのラインアップが実現。意外な大物や実力者も登場している。
 東京・上野恩賜公園の野外ステージで10日に行われた「第3回 パンダ音楽祭」は、約1200人が会場を埋め尽くした。2年前の初回、約850人から右肩上がりに人気を得ている。主催するのは、会社員のパンダ氏(41)。東京・下北沢でライブハウスを巡るうちに、独自の音楽フェスを模索した。「都心で、お金をかけず半日たっぷり楽しめるものにしたかった」
 会場の野外ステージは、不忍池のほとりにあり、古いが風通しの良い場所。近隣の騒音対策による音量制限を逆手に取り、音響設備が簡単な弾き語りを主体とした。食べ物を持ち込み、ピクニック気分で来てもらえるようにした。
 集客には、ツイッターでの告知が有効だった。通をうならせる人選と2000円という価格(現在は2500円)が好評だった。多くの音楽フェスの入場料は、約1万円。会場によっては旅費もかさみ、出店での食事代も大きい。
 今年は、曽我部恵一、奇妙礼太郎、前野健太、チャラン・ポ・ランタン、栗コーダーカルテットと佐藤良成、ギターパンダの6組が出演。ギターパンダは、ユニークな着ぐるみ姿と心の琴線に触れる歌、その後、着ぐるみを脱ぐシュールな演出で飽きさせない。一人で場を持たせる実力者の選定もカギのようだ。弾き語りの程良い音量は、おしゃべりもできるし、子供が騒いでも気にならない。
 パンダ氏は、「いわば、スキマフェス。格好良くないけど、面白くて気持ちいい」と話す。照明や音響、間をつなぐ大道芸人のほかは、運営は十数人の友人と行う。「友人には打ち上げでしか礼ができないが、赤字は免れている。文化祭のノリ。誰でもできます」

 青森県平内町を会場にする「夏の魔物」は、ロック、プロレス、アイドルなど、ごった煮のフェス。成田大致さん(27)が19歳の時、親の援助を得て始めた。手作りながらも出演者は多彩で「毎年赤字。親が、山を売っているみたいです」というのが冗談に聞こえない。今年は、7月21日開催。BRAHMAN、でんぱ組.inc、水木一郎、蝶野正洋らが登場する。

 東京都清瀬市で今月24日に行われた「第6回 清瀬フォークジャンボリー」は、保育士の城野兼一さん(28)が、街おこしとフォークへの情熱でホールを借り切り、500円の入場料で続けている。アマチュアのイベントだったが、第4回から小室等が3回連続で出演。小室は「変なヤツには付き合うしかない」と苦笑しながらも、採算を度外視した試みに共感を示す。今年500席が満員になった。
 音楽ファンの純粋な気持ちで支えられているのが、草の根の音楽祭の魅力のようだ。(清川仁)

・≪出典≫読売新聞:  2012年5月18日 多摩地区版
アマ音楽祭に小室等さん、あす清瀬で
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20120517-OYT8T01303.htm

清瀬市で19日に開催される音楽祭「清瀬フォークジャンボリー」に、フォーク歌手小室等さん(68)が出演する。3年前、フォークを愛する若者が全国のアマチュアバンドに呼びかけて始まった手作りの音楽祭に、プロ歌手が無償で出演するのは極めて異例のことだ。若者の熱意に共感した小室さんは「自分もまだ現役であり、共にフォークソングの可能性を模索したい」と出演を快諾した。(中居広起)
 
 音楽祭を主催するのは、清瀬市のアマチュアフォーク歌手城野兼一さん(26)。2人の出会いは昨年8月、都内で開かれた小室さんのコンサートだった。ファンだった城野さんは偶然、会場前で小室さんに出くわした。
 「うわっ」と思わず声を上げると、「今日、来てくれたの? ありがとう」。気付いた小室さんは、ファンには珍しい20歳代の若者に笑いかけて、握手を交わした。
 「これはチャンスかもしれない」。コンサート後、小室さんに思い切って声をかけた。小室さんは自分の音楽活動について根掘り葉掘り聞いてくる城野さんを「変わった人だ」と思った。だが、フォークに対する情熱に感心し、この若者が主催しているという音楽祭を見てみたいと思った。
 小室さんが音楽活動を始めたのは、学生だった1960年。友人たちと手弁当でフォークコンサートを開いた。フォークの黎明(れいめい)期で、何が起こるか分からない手探りの時代だった。「こわいもの知らずで、理想を実現したいと奮闘したあの日の自分と若者の姿が重なったのかもしれない」
 10月、別の場所で開かれたコンサートの後、城野さんを打ち上げに誘った小室さんは、音楽祭への参加を承諾。こうして、歌手歴約50年の小室さんと40歳以上の年の差がある城野さんは、同じ舞台に立つことに。
 「夢みたいな気持ちだった。今まで支えてくれた他の出演者たちがいたから実現したと思う」と城野さんは目を輝かせた。小室さんは当日、娘のこむろゆいさんとのユニット「ラニヤップ」として出演する。小室さんが、アマチュアだけのイベントに出演するのは「初めてのこと」という。
 城野さんは5年前、テレビで南こうせつさんのライブを見てフォークソングに魅せられ、一度も弾いたことのなかったギターを買って独学で練習を始めた。池袋のフォーク酒場で、フォークソング全盛期に青春を過ごした、自分の親世代のファンと知り合ったのがきっかけで清瀬フォークジャンボリーを始めた。
 その後は、インターネットの動画サイトなどで見つけたバンドに直接メッセージを送るなどして、北海道から沖縄県まで全国から出演者が集まってくれるようになった。
 出演者には、交通費や出演料は一切出ていない。それでも「フォークを次の世代へ受け継いでいきたい」という城野さんの思いに共感し、今年も仲間が集う。
 会場は、清瀬市元町の清瀬けやきホール。午後1時半開演。一般前売り500円、当日800円。高校生以下無料。問い合わせは城野さん(■■■・■■■■・■■■■)。
(2012年5月18日 読売新聞)

☆出典:読売新聞(2010年4月14日)
■フォーク好き 世代超え結集 清瀬で来月29日イベント
24歳・城野さん発案 50代が賛同

清瀬市に住むフォークソング好きの青年が、親世代の同好の士たちの支援を受け、音楽を通じた街おこしイベントに取り組んでいる。その名も「清瀬フォークジャンボリー」。昨年2月の初公演を成功させ、5月29日に2回目を予定している。“オヤジ”たちを動かしたのは、青年の地元とフォークを愛するひたむきな思いだった。(清川仁)
 イベントを主催するのは、同市松山の城野兼一さん(24)。大学4年生だった2007年6月、テレビで南こうせつさんを見て衝撃を受けた。「フォークというジャンルすら知らなかったが、シンプルなメロディーとメッセージ性の強い歌詞にしびれた」
 翌年2月、池袋の楽器店。ギターで「神田川」を試奏していると、来店していた会社員の梅田知二さん(50)に声をかけられた。フォーク仲間がいなかった城野さんはうれしくなり、すぐに梅田さんに電子メールを送り、行ってみたかった池袋のフォーク酒場へ誘った。
 店にいたのは親と同世代、50歳前後の約20人。足を踏み入れた途端、「珍しい。若いのが来た」と、わき上がった。初めての人前での弾き語りも経験し、大きな出会いの場となった。
 その年の9月末ごろ、市民センターホールが改装されると知り、何気なくホールの空き状況を見ていたら、翌年の2月21日の土曜日だけが空いていることに気付いた。「この枠で、自分が地域のためにできることはないか」。そんな思いにかられ、気がついたら申し込んでいた。後から、事の重大性が分かってきた。
 11月、フォーク酒場を訪ねた。「500席のホールを押さえてしまいました。どなたか出演していただけませんか」。あぜんとする客たち。みな仲間うち数十人が集まるライブしか経験しておらず、客集めの苦労は知っていた。
 菅野健太郎さん(51)(埼玉県新座市)は「その場では『何とかしよう』と答えたが、本音は『どうしよう』だった。でも、清瀬のためにという心意気に感動した」と振り返る。
 何も決まっていない状態から、3か月間の“突貫工事”が始まった。コンサートの運営など経験豊富な大人たちが分担しながら、準備を進めた。
 城野さんは見ず知らずのアマチュアバンドにメールを送って出演を依頼したり、市内の掲示板をまわってポスターを張ったりした。その結果、出演者は30人に上り、来場者は約300人も集まった。
 コンサートは評判を呼んだ。市や商工会から依頼を受け、イベントで演奏したことも。城野さんは現在、公募の市放課後子ども教室学習アドバイザーを続けている。
 「フォークがなければ、世代を超えた人のつながりはなかった。地域活動を始めたのも、フォークの精神に感化された面があるかもしれない」と城野さん。
 「ジャンボリー」は清瀬市中清戸の児童センターで。午後1時半開演。一般500円。高校生以下無料。問い合わせは城野さんへ。
(2010年4月14日 読売新聞)

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