海外での評価ってクールな分だけ正当で正直かもね♪

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水木さんの戦争体験から僕らは学ぶべきだよね。

▼時事通信 2015年12月2日
「影響力ある日本の漫画家」=水木しげるさん死去、海外で大きく報道
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015120200674&g=soc

 11月30日に93歳で亡くなった漫画家の水木しげるさんの訃報は、欧米やアジアなど海外で大きく伝えられた。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は東京発の記事で「影響力があり、幅広い人気を誇る日本の漫画家」と紹介した。
 また、同紙は「伝説上の怪物を人間味あふれる姿に描く一方、人間の醜悪な部分を切り取る才能を持っていた」と評した。
 英BBC放送は「『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズはアニメの世界的な認知度向上に寄与した」と報道。水木さんが第2次大戦中に従軍したパプアニューギニアで左腕を失ったことにも触れ、「作品で戦争の恐ろしさを伝えた」と報じた。
 日本の漫画やアニメへの関心が高いフランスでは、ルモンド(同)が「ユーモアと悲劇が入り交じった自伝的な作品群を通じ、20世紀の日本の空虚さや浮き沈みを描いた」とたたえた。
 水木さんの地名度はアジアで高く、韓国の聯合ニュースは「人間社会の不条理を問いただし、妖怪を『文化』に発展させたと評価されている」と配信。香港では有力紙・明報が「妖怪漫画の第一人者」と取り上げた。星島日報も国際面を大きく割き、水木さんが東日本大震災の前に、福島の原発で働く人々の労働環境に関する作品を手掛けていたと説明した。(2015/12/02-17:06)

▼AOL News 2015年12月01日
水木しげる逝去に海外のマンガファンからも哀悼コメント続々 「最高の漫画家だった」
http://news.aol.jp/2015/12/01/mizukishigeru/

漫画家・水木しげる氏が11月30日に多臓器不全で逝去した。日本中でも追悼の声が数多く寄せられたが、海外からもマンガやアニメファンを中心に訃報の言葉が並んだ。

海外メディアは、『ゲゲゲの鬼太郎』を筆頭に、「数多くの名作を生み出してきたマンガ・アーティスト」と水木の功績をたたえた。さらに、1942年、学生時代に徴兵されニューギニア戦線で戦ったことや、デビュー以来反戦や反原発を訴える作品を数多く残したこと、そして妖怪ブームを巻き起こした『ゲゲゲの鬼太郎』の成功など、事細かく紹介している。

ネット上では

「年齢を考えると驚くことではないけれど、衝撃を受けたのは確か」
「アメリカには日本、アジア、南米、欧州などにあるような民話の伝承が存在しないから妖怪は僕にとって興味深いものだった」
「ゲゲゲの鬼太郎を見て育った。彼の大ファンだよ。古いバージョンの暗い雰囲気が好きだった。先生の作品は僕を笑顔にしてくれた」
「水木先生がいなければ妖怪はいない。『妖怪ウォッチ』もね」

といったコメントがあがっており、さらに、

「最高の漫画家だった。『鬼太郎』だけじゃなくて戦争体験を描いた作品も手掛けていた」
「第二次大戦のシリーズは伝説的な作品だよ」

など、妖怪に関する諸作はもとより、自身の左腕を失ったことなど衝撃的な回想が多い戦争体験記が外国人の読者にも浸透、支持されていることを感じさせる書き込みも見受けられた。

その他にも「彼の人生と仕事へ深い経緯を」「マンガのグランドファーザー」など、その死を惜しむ声が世界中から相次いでいる。

海外での評価ってクールな分だけ正当で正直かもね♪


▼『戦争と読書 水木しげる出征前手記』著:水木しげる・荒俣宏/角川新書
http://shinsho.kadokawa.jp/product/p-321506000361/
▼ダ・ヴィンチニュース 2015年9月8日
新たに発見された水木しげる出征直前の手記を完全収録!『戦争と読書』
http://ddnavi.com/news/257831/a/

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▼鬼太郎シリーズのお守りが人気の新宿「赤城神社」
http://find-travel.jp/article/10268
▼赤城神社 (東京都新宿区神楽坂)
http://www.akagi-jinja.jp/

▼毎日新聞 2015年11月30日
この国で確かにあったこと:2014年夏 最近、兵士の夢を見る−−水木しげるさん(2014年8月13日掲載)
http://mainichi.jp/feature/news/20151130mog00m040004000c.html
▼ガジェット通信 2015年12月1日
水木しげる先生ご逝去 表現者が見た戦争『総員玉砕せよ』
http://getnews.jp/archives/1279875
▼週刊朝日 2015年11月30日
追悼・水木しげるさん 「妖怪が身近にいた時代のほうが幸せだったと思う」
http://dot.asahi.com/dot/2015113000059.html
▼東京新聞 2015年12月1日
水木しげるさん死去 戦争 鎮魂ゲゲゲの伝言
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015120102000123.html
▼インフォシーク 2015年12月1日
水木さん「バカバカしくて死ななかった」戦争体験が作品に反映
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/sponichin_20151201_0009
▼毎日新聞 2015年11月30日
<水木しげるさん死去>評伝…妖怪、戦争描き続け 鎮魂込め
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-00000096-mai-soci
▼NHKニュース 2015年11月30日
漫画家 水木しげるさん死去
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151130/k10010324231000.html
▼毎日新聞 2015年11月30日
水木しげるさん死去:妖怪通じ現代に警鐘
http://mainichi.jp/select/news/20151130k0000e040200000c.html
▼デイリースポーツ 2015年12月1日
水木さんの描いた戦争作品「後世に」
http://www.daily.co.jp/gossip/2015/12/01/0008609928.shtml

▼朝日新聞(天声人語)2015年12月1日(火)
水木しげるさん冥界へ
http://www.asahi.com/articles/DA3S12094556.html

ネコのように生きるのが理想だったという。自由に寝て、起きて、あくびをする。少年のころから「なまけ者としてしか生きていけない」と思い込んでいた。それが、戦争に駆り出される。ひどいボロ船で南方へ送られ、米軍の爆撃で左腕を失った▼死線をさまよったが生き延びた。自生するパパイアの実を両足ではさみ、右手のさじでほじくりだして食べて、命をつないだという。運命の歯車がわずかでも違えば、後年の漫画家「水木しげる」は存在せず、「ゲゲゲの鬼太郎」もこの世に現れることはなかった▼その体験もあってだろう、亡くなった水木さんの画風はむろん、語り口も、どこかこの世とあの世を越境していた。飄々(ひょうひょう)とした味わいの中には、戦争で散った仲間を悼む涙があふれていたように思う▼復員後は、傷痍(しょうい)軍人として街頭に立ったこともあった。水木漫画で妖怪ものと並び称される戦記ものに、英雄は出てこない。兵隊たちのやるせない姿だけがある。不条理への憤りが、ひしひしと伝わる▼質屋の預かり証が3センチにもなり、ろうそくの灯で絵を描いた貧乏時代は、朝のNHKドラマ「ゲゲゲの女房」などでよく知られる。売れ出したのは40代半ば、遅咲きの大輪だった▼「かみさんはうまくやってくれるし、好きなことしてメシが食えて、巨万の富も築いたわけですから」。6年前の朝日賞の授賞式で茶目(ちゃめ)っ気たっぷりに語り、会場を笑わせた。享年93。砂かけ婆(ばばあ)に手を引かれて、戦友のもとへ向かっているか。

▼戦傷病者史料館「しょうけい館」
http://www.shokeikan.go.jp/

▼鬼太郎茶屋  妖怪舎通信
http://www.youkai.co.jp/index.php/category/chaya
※調布駅・深大寺周辺を巡る ゲゲゲ散策マップ
http://www.keio.co.jp/area/gegegemap/
※水木プロダクション公式サイトげげげ通信
http://www.mizukipro.com/


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