赤ん坊なんて戦争に関係ないのに・・・。

赤ん坊なんて戦争に関係ないのに・・・。

映画「この空の花」の冒頭に近いシーンで「もうひとつの長岡空襲」として登場する事象に「パンプキン爆弾」があります。
形状が西洋かぼちゃのような形から命名されたのでしょうが、長崎型原爆(ファットマン)の形状をしています。
これは重量約5トンの模擬原爆のことで米軍が投下練習用に使用した大型爆弾です。
新潟市を原爆投下の候補地にしていた米軍は新潟に近い長岡市を投下練習場所にして1945年7月20日、午前8時過ぎ、1発のパンプキン爆弾をこの地に投下しています。
その爆弾は朝食を終えて河川敷の畑仕事に出かけていた働き者の一家を無慈悲に吹き飛ばしたそうです。
同年8月1日の長岡大空襲の前の出来事でした。

この模擬原爆は終戦までに約50発が全国各地に落とされています。
静岡県内でも浜松、島田、焼津にも投下されていたと思います。
そんなことにも気づかせてくれた映画でした。
映画「この空の花 長岡花火物語」の浜松初上映は25日(日)の「はままつ映画祭2012」の最後を飾る大林監督渾身の長編作品です。

赤ん坊なんて戦争に関係ないのに・・・。

※大林宣彦監督作品「この空の花 長岡花火物語」(2011年)公式サイト
http://konosoranohana.jp/index2.html
※映画「この空の花 長岡花火物語」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=CivwjE-pHJY&feature=player_embedded

※この空の花「長岡映画」製作委員会
http://www.locanavi.jp/konosora/
※新潟日報「この空の花」特集
http://www.locanavi.jp/konosora/

【ストーリー】
天草の地方紙記者・遠藤玲子(松雪泰子)が長岡を訪れたことには幾つかの理由があった。ひとつは中越地震の体験を経て、2011年3月11日に起きた東日本大震災に於いていち早く被災者を受け入れた長岡市を新聞記者として見詰めること。そしてもうひとつは、何年も音信が途絶えていたかつての恋人・片山健一(高嶋政宏)からふいに届いた手紙に心惹かれたこと。山古志から届いた片山の手紙には、自分が教師を勤める高校で女子学生・元木花(猪股南)が書いた『まだ戦争には間に合う』という舞台を上演するので玲子に観て欲しいと書いてあり、更にはなによりも「長岡の花火を見て欲しい、長岡の花火はお祭りじゃない、空襲や地震で亡くなった人たちへの追悼の花火、復興への祈りの花火なんだ」という結びの言葉が強く胸に染み、導かれるように訪れたのだ。こうして2011年夏。長岡を旅する玲子は行く先々で出逢う人々と、数々の不思議な体験を重ねてゆく。そしてその不思議な体験のほとんどが、実際に起きた長岡の歴史と織り合わさっているのだと理解したとき、物語は過去、現在、未来へと時をまたぎ、誰も体験したことのない世界へと紡がれてゆく。

≪映画,comニュース  2012年5月12日≫
大林宣彦監督、最新作は「映画になっているかわからない」と胸中吐露
http://eiga.com/news/20120512/6/
≪関西ウォーカー 2012年6月15日≫
【その1】「いま我々の誰もがねがう、再生とは“転生なり”…」大林宣彦監督作『この空の花 -長岡花火物語』から浮かび上がるメッセージ
http://news.walkerplus.com/2012/0615/27/
≪関西ウォーカー 2012年6月15日≫
【その2】「いま我々の誰もがねがう、再生とは“転生なり”…」大林宣彦監督作『この空の花 -長岡花火物語』から浮かび上がるメッセージ
http://news.walkerplus.com/2012/0615/26/
≪大阪日日新聞 日曜インタビュー 2012年6月24日≫
花火と人生の哀歌 映画「この空の花~長岡花火物語」を撮った大林宣彦監督
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/sundayint/120624/20120624021.html
≪中國新聞 2012年12年6月25日≫
「この空の花」の大林監督に聞く 「戦争伝える」原点に回帰
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20120625102349270_ja
≪福井新聞 2012年6月7日≫
3・11以降の創作表現、美しく切ない映画で答え 新作『この空の花』の大林宣彦監督
http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/EN/calture/585765.html
≪ぴあ映画生活 2012年≫
大林宣彦監督の最新作が満足度ランクのトップに
http://cinema.pia.co.jp/news/159374/46460/
≪名駅経済新聞 2012年8月7日≫
シネマスコーレで映画「この空の花」公開-大林宣彦監督が舞台あいさつ
http://meieki.keizai.biz/headline/1658/
≪シネマトゥデイ 2012年5月12日≫
74歳大林宣彦監督、最新作が公開!「2年前に一度死んだが、この映画を作るためによみがえってきた」
http://www.cinematoday.jp/page/N0041950
≪名駅経済新聞 2012年8月7日≫
シネマスコーレで映画「この空の花」公開-大林宣彦監督が舞台あいさつ
http://meieki.keizai.biz/headline/1658/
≪北海道建設新聞社 コラム「透視図」2012年6月26日≫
大林宣彦監督の新作映画「この空の花―
http://e-kensin.net/column/details/2592.html
≪西日本新聞 2012年8月10日≫
26日に「この空の花」上映会 災害復興テーマに 大林監督トークショーも
http://www.nishinippon.co.jp/nlp/item/317889
≪映画,comニュース 2012年2月24日≫
大林宣彦監督「本当の復興は子どもたちが未来に希望をもつこと」
http://eiga.com/news/20120224/11/
≪DOMMUNE≫「この空の花-長岡花火物語」
http://www.dommune.com/freedommunezero2012/artist/a-movie/--/
≪広島経済新聞 2012年8月9日≫
広島で「長岡花火」がテーマの映画上映-初日には大林監督のあいさつも
http://hiroshima.keizai.biz/headline/1428/

☆「この空の花 長岡花火物語」公式ツイッター
https://twitter.com/konosoranohana
★大林宣彦監督 『この空の花』が、とにかくスゴイっ
http://togetter.com/li/305658
※映画「この空の花」メディア掲載集
http://www.locanavi.jp/konosora/media/top.html

※はままつ映画祭2012 http://www.hamamatsu-eigasai.com/
※ブログ「はままつ映画祭2012」
http://hamamatsueigasai.hamazo.tv/
※浜松市民映画館「シネマ・イーラ」(中区田町) http://cinemae-ra.jp/

※浜松復興記念館
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/enjoy/culture_art/hukkoukinen/index.htm
※長岡戦災資料館
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/sensai/siryoukan.html


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