新宿最古の居酒屋で酔っ払う?(笑)

新宿最古の居酒屋で酔っ払う?(笑)


1951年に開店というから、57年の歴史があるそうです。
とりあえず新宿3丁目の居酒屋「どん底」の地下のカウンターに過日のこと腰を落ち着けました。
ゴーリキの作品名に由来する店名なんでしょうが、「どん底」なんて僕にはピッタリの名前のお店です(笑)。

歴史のあるお店ですから、黒沢監督や作家の三島由紀夫さんや詩人の金子光晴さんや狂言師の野村萬さんも青島幸男さん、美川憲一さん、岸田今日子さん、富士真奈美さん、十朱幸代さん、小松政夫さん、尾藤イサオさん、吉行和子さん、美輪明宏さん、山下洋輔さん、うつみ宮土理さんなども昔は常連客だったという噂もある伝説の店です。
新宿最古の居酒屋で酔っ払う?(笑)


ここの名物は通称ドンカク…正式には「どん底カクテル」です。
金子光晴さんの詩にも「ドンカクの唄」ってのがあるそうです。
戦後闇市の匂いプンプンの怪しいお酒は、焼酎のレモン果汁と炭酸割りみたいな飲みやすいお酒でした。
僕などは2杯飲めばフラフラです(笑)。
昔の「歌声喫茶」の名残りのあるお店のひとつですね。
洒落た店よりは、こんな場末っぽい店の方が妙に落ち着く私です。
貧乏症なんでしょうか?(笑)
新宿の若者文化を底辺で支えてきたみたいな名残りだけは感じます。
あの頃の熱気や語りは今どこへ?

【居酒屋「どん底」(新宿)】http://www.donzoko.co.jp/


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