当代最高最強の圧倒的藝能集団は歌姫・白崎映美さん率いる『東6』!
大好きなバンドだけに僕も郡山・北千住・東中野・練馬と何度かはライヴ会場へ足を運びました。
目撃したら間違いなくその土着性と祝祭性に圧倒されて惚れるぜ(^^♪
病みつき必至♪
▼出典:東京新聞 2016年12月3日付
【土曜訪問】いいこと来い、歌うど 東北のじっちゃん、ばっちゃんのために 白崎映美さん(歌手)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/doyou/CK2016120302000234.html
「有名になりたいなあ、と初めて思います。東北のじっちゃん、ばっちゃんが『誰か知らないけど、有名な人が来てくれた』と、行けば喜んでくれるような。実際、私なんかが東北に歌いに行くより、AKBが行った方が喜ばれますもん」
ロックバンド「上々颱風」(シャンシャンタイフーン)のメンバーといえば、思い当たる人もいるだろう。その歌姫の一人だった白崎映美(しらさきえみ)さんはいま、別のバンドで歌っている。その名は「東北6県ろ~るショー!!」。東日本大震災の二年後、北の同胞を捨て置けない一心で、東北ゆかりのミュージシャンら十数人に声をかけて結成した。「夢は福島の仮設住宅の前から中継で紅白歌合戦に出ることです」
山形県酒田市で高校卒業まで育った。酒田大火(一九七六年十月)は中学三年の時。強風にあおられて二二・五ヘクタールもの市街地を焼き、三千人を超える被災者が出た。家族は無事だったが、白崎さんも大きな食堂だった家を失った。「酒田大火を私は一生忘れないけど、世の中はあっという間に忘れてしまった。残ったのは当事者の苦しみだけ」。大火後、音楽をひたすら聴いた。「爆音でかけたローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリン、パンタ&ハルなんかのレコードに合わせて大声で歌った。そうしているときだけ、つらいことを一瞬忘れられた」
大火に照らせば、震災に泣く東北のじっちゃん、ばっちゃんが想像できた。全然そうじゃないはずなのに「大丈夫です」と答える東北人の姿に震災直後、東京のテレビの前で泣いた。
「きょうも一人で仮設住宅でごはんを食べている人がいる。多くの人が関係を引き裂かれ、ずっと先まで苦しみを抱えなくてはならない。私に何ができるのか。直接その人たちの幸せに結び付くかは分からないけれど、いいこといっぱい来い、と祈ることはできる」
二〇一四年に第一弾CD『まづろわぬ民』を発表。白崎さんは濁音の多い地の言葉全開で東北応援の自作曲を歌った。<夢でら希望を叫んだば/誰ががバーカて指さした/あれなばバガだど笑わっだ/笑わっだたってオラ言うぞ/東北父ちゃん(母ちゃん)さ いい事来ーい>
CDは青森県八戸市出身の作家、木村友祐(ゆうすけ)さんが自作『イサの氾濫』の一節を朗読して幕を閉じる。蝦夷(えみし)とさげすまれつつ都に抵抗した強い民の末裔(まつえい)は誰だ。小説は問う。<暗くて寒くて貧しいど思われながら、自分だぢもそう思いながら、黙々(もぐもぐ)と暮らしてきたべ><その重い口(くぢ)を開いでもいいんでねぇが。叫(さが)んでもいいんでねぇが>と。
白崎さんは震災の年の十二月に発表されたこの小説を新聞で知り、東北人の決起する姿に揺さぶられた。今年三月の単行本化(未来社)では、帯に<血が騒ぎ、肉躍り、細胞興奮逆流し、泣ぎながらオラは立ぢ上がって叫んでいだ。んでオラは今のバンドつぐったんだぜ>と一文を寄せた。
七月には白崎さんの初のフォトエッセー集『鬼うたひ』(亜紀書房)が出た。大火も音楽も、これまでの歩みを語り、その中で木村さんとも対談した。
ファンからすれば、惜しまれるのは活動三十年の「上々颱風」の休止だ。ロックも歌謡曲も民謡も何でもござれ、アジアの旋律を伸びやかに奏でた祝祭感が懐かしい。「紅龍(こうりゅう)(リーダー)が『誰も仲間外れにならない音楽をやろう』と作ったのが上々。私が隠したいと思っていた方言を『その方言こそかっこいいんじゃん、映美ちゃん』と言ってくれたのは上々のメンバーだった」。ルーツを意識し自分とは何かを問いつつ歌ったバンドを離れ、「五十歳にもなって初めて社会に出たような感じ。それまでは守られて、ただ歌っていればよかった」と心細いことを言う。
新バンドでは鬼に化身し、血のような、なまはげ風の衣装で演奏を引っ張る。「もじもじで、内向的で、声の上げにくい人たち、声の小さい人たち、声の届きにくい人たちと一緒に、小さいながらもやっていきたい。日常に戻ると私もその一人という気持ちです」
この鬼ときたら、えらく人懐こく、飲み助で、時に寂しそう。まなざしは慈母のようだ。 (三田村泰和)
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▼白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ 1st Album『まづろわぬ民』リリース!!
https://www.youtube.com/watch?v=2aOmIdOm-74
▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!! 「まづろわぬ民 」歌詞付
https://www.youtube.com/watch?v=9Tu3R3uwPRE
▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!!ライブDVD緊急特報
https://www.youtube.com/watch?v=_9FrRGl4FO0
▼白崎 映美&東北6県ろ~るショー!!「実録!!夏のぜんぶのせフェスティバル -渋谷 2015-」 -Trailer-
https://www.youtube.com/watch?v=WdQtngUI7ws&list=PLOd7lrBb-uEaVmeVMjqfWb6D3Op04ZdKj&index=1
▼白崎映美 月夜のらくだは泣いてるだろうか
https://www.youtube.com/watch?v=YcC6cSfhyL8
▼白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ live at 蔵王樹氷祭り
https://www.youtube.com/watch?v=WvbeFODCZOM
▼特報『橋の下世界音楽祭』白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ
https://www.youtube.com/watch?v=jOStGXXAyXA
▼白崎映美&東北6県ろ~るショー!! 20150919@維新派「トワイライト」会場内屋台村、奈良県 曽爾村健民運動場
https://www.youtube.com/watch?v=no86LiXzsvA
▼東北6県ろーるショー登場!
https://www.youtube.com/watch?v=EZacsNfMl8U
▼とうほぐまづりオールスターズ@抱瓶(高円寺)
https://www.youtube.com/watch?v=wRmBvdrcTAM
▼東北6県ロールショーin維新派
https://www.youtube.com/watch?v=JHmgN9JMQrI
▼白崎映美&サンシンズジュニア&マーマーバンド Live in 南三陸町
https://www.youtube.com/watch?v=uhJw_YTlYHw
※CD 白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ『まづろわぬ民』
http://www.galabox.jp/product/379
▼白崎映美&東北6県ろーるショー FB
https://www.facebook.com/tohogu6/
▼白崎映美オフィシャルサイト
http://www.emishirasaki.com/index.html
▼白崎映美さんのFB
https://www.facebook.com/emishirasaki?fref=ts
▼白崎映美&白ばらボーイズ 白ばらキャバレーナイトショー FB
https://www.facebook.com/shirobaraboys/
▼白崎映美fc FB
https://www.facebook.com/emisirasaki/
▼白崎映美インフォメーション
https://emishirasaki.themedia.jp/
▼白崎映美&白ばらボーイズ 2015/08/07~08
https://www.youtube.com/watch?v=w89ZBfQhmxc
▼フォトエッセイ「鬼うたひ」白崎映美著:亜紀書房
http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=756
東北歌姫・魂の咆哮
90年代を風靡した“異能バンド“の美人ボーカル白崎映美が、酒田で送った少女時代から東京での音楽活動、そして愛してやまない大阪・釜ヶ崎の街まで自ら足を運んで書き、また、被写体となった奇跡の一冊
伝説の無国籍ロックバンド「上々颱風」ボーカル
《白崎映美》初の自伝的フォトエッセイ
▼「イサの氾濫」木村友祐著:未來社
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624601195
荒ぶる東北の魂、濁音の炸裂
40代になりいよいよ東京での生活に行き詰まりを感じていた将司は、近ごろ頻繁に夢に出てくるようになった叔父の勇雄(イサ)について調べるため、地元八戸にむかった。どこにも居場所のなかった「荒くれ者」イサの孤独と悔しさに自身を重ね、さらに震災後の東北の悔しさをも身に乗り移らせた彼は、ついにイサとなって怒りを爆発させるのだった。第25回三島由紀夫賞候補作。
〈「埋み火」を併録〉
――おめは、生ぎでいいのせ。ニセモノだの、空っぽだの、役(やぐ)立だずだの、そんなものぁどんでもいい。人の目なんが知るが。反省もすな。身勝手でもなんでも、イヤなものはイヤど、思いっきり、叫(さが)べ、叫べ。(「イサの氾濫」)
▼演劇集団『風煉ダンス』
https://www.facebook.com/furendance/?fref=ts
▼みんなの経済新聞ネットワーク 6月20日
北千住で「TOKYO 声誕祭」 東北の「ヒト・コト・モノ」紹介 /東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160620-00000003-minkei-l13
http://adachi.keizai.biz/headline/270/